Rin's Tsure-Zure Diary

Tsurezurenarumamani Kataru wa …

新聞記事「宗教のバラエティー番組化」について

2007-01-29 17:55:50 | Weblog
東京新聞(夕刊)1/16、1/23に掲載された石井研士(国学院大学教授)さんの文章を読んで、いろいろなことを考えた。

宗教とか信仰なんてものは、ただ「生きる」、つまり生命を単に維持することにおいては不必要なものであるが、よりよく「生きる」ためには避けては通れぬものであろう、というのが私の基本的な考え。そして、信仰を得るということは、病や対人関係のトラブル等の非日常的な機会に、非日常的な信仰体験に出会い、それを日常レベルに浸透させていくことだと思っている。

現在のメディアでは、占いや神秘体験等の本来宗教性を帯びた内容の番組が、その「ウサン臭さ」をキレイに消して頻繁に登場している。一方、ラジオ等で頻繁に流れる某教団のコマーシャル等を除けば、特定の教義や教団名が表に出るような番組(早朝などにやっていたもの)は減っているらしい。

石井さんは「この国の宗教文化が、教育のなかで正当に評価される機会を失いながら、家庭で受け継がれることもなく、バラエティー番組として存続していくことに大きな危惧を感じざるをえない」と言っているが、なんでもニオイを消してしまえば疑いもなく日常レベルで受け入れてしまうような雰囲気は、ニオイのする人間からみても、ちょっとオカシイ気がする。

自転車で茅ヶ崎へ行きました

2007-01-10 11:17:52 | Weblog
我が家から走ること40分。目的は新しい免許証の受け取り。

一応ゴールドだから、次は平成23年に更新。「いやぁ平成ももうすぐ20年なんだ」と、少し感慨深いものがあります。

今は亡き小渕官房長官(当時)が「平成」と書かれた紙を持ってテレビに映っていた時、私は受験生。共通一次(これは私たちが最後)の直前だったと思う。

今年はそれから19年目。そろそろ地に足をつけて着実な歩みを進めようという気持になっています。

それにしても茅ヶ崎北部からみる今日の富士山、きれいだったなぁ。冬の気持ちよい時間を過ごせました。