鶴城夢芸帖

ゲームやらおもちゃやら日々の出来事やらを思いついたまま書く。その名は「鶴城夢芸帖(つるぎむげいちょう)」

神の子、復活

2005-06-13 23:13:54 | 雑文
さて、この子はいったい誰でしょう?

この兜と盾をみればわかる人も多いでしょう。

先日あるサイトの記事でこんな本が出てると知り、あわてて本屋を走り回りました。
「The Birth of Walkure ワルキューレの降誕」マッグガーデン刊BLADEコミックス
いちおう説明しますと、これはナムコから出ていたゲーム、
ワルキューレの冒険、ワルキューレの伝説の主人公(といっても神の子ですが)
ワルキューレの若かりしころの話を、そのナムコのゲームのイラストも担当していた
冨士宏氏が漫画化したというものです。
大分前にワルキューレの伝説のコミックは出てましたが表紙だけが冨士宏氏だったのでがっかりしたことがありました。
まあ、あれは確かに外伝と銘うってありましたけどね。
しかし今回は正真正銘、冨士宏氏が作画しています、やわらかい絵柄がとても印象的です。
物語としては、ゲームの前の話となっていてワルキューレはまだ駆け出しの女神ということになっています。
まだまだ幼い感じでほほえましいです。初仕事だといってうかれています。

で、この鎧姿をみた女神ヴィオレットが

このようにいい、またワルキューレについてこう語っています。
「今は滅びた古い神族の戦乙女たちだ、駿馬に乗って天駆け、勇士の魂を天上に導いたという」
知ってる人も多いと思いますが、これは北欧神話のワルキューレのことですね。
つまりこの物語の世界の前に在った世界が北欧神話の世界でその世界の伝説としてワルキューレの名が残っているようです。
で、この鎧に惹かれるものを感じていた若い女神はこの話を気に入り


名を尋ねられた折にこう答えたわけです。
なるほど、ワルキューレとは本来は北欧神話に出てくる名前で、
ゲームのワルキューレは羽のついた兜ぐらいが共通点で
物語りも北欧神話とは全く関わりがなさそうなんですが、
女神が伝説のワルキューレの名を名乗ったという話はつじつまが合います。
いいなあ、こういうのって。

先日話題にしたナムコクロスカプコンにも、もちろんワルキューレは登場しています。
そういう意味では結構タイムリーな出版かもしれません。
ファミコンのワルキューレの冒険をやった身としてはかなりうれしい復活です。

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3 コメント

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ふと見れば (Tarkman)
2005-06-14 00:05:14
一目で分かる彼の人の絵。

しかし、冨士宏氏のワルキューレコミックは昔々にあったような…?ともかく今回のは新作なんですね。



思い出してぐぐってみたら、冨士宏公認ファンページというのが開設されていたようで。

以前、某Webコミックのサイトで連載していた午後の国物語のグレイスサイドが転載されています。

あれつぶれちゃって残念だったから見つけてラッキー。でも続きはまだ無いみたい…。

次は城物語を…。

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のひ~~ (SALAD)
2005-06-18 22:32:47
冨士宏氏だぁー

かわなきゃ!

買います!
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で。 (ろっぽな)
2005-06-19 21:00:51
買ったよ。

学生の時には、ワルキューレ描きまくってたけど

また描きたくなっちゃったなぁ
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