かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

肉、肉、肉!そしてジャガイモ

2024年08月20日 | ドイツ生活
オーストリア滞在中、1日だけウィーンへ行った。
待望の楽友協会ホールでの演奏会に行ったわけだけれど、演奏会は夜8時半開演だったので、その前に近くの高級ホテルのレストランで食事をした。

その時食べたのが、かの有名なウィンナーシュニッツェル、ウィーン風カツレツであーる。
       

このように衣がブクブクと空気で膨らんでいるのが正統派ウィーン風なのだとか。
付け合わせのサラダは上にクレソンみたいな葉っぱが乗っかっているけれど、その下はゴロゴロとしたジャガイモなんである(笑)

欧州は肉料理の種類が豊富である。
Kremsのあんず祭に出かけた時にレストランで食べた昼食はこちら。
       

Eが頼んだのは、シチューのようなソースのステーキで、ジャガイモが取り囲んでいる。

私はグーラッシュといって、ハンガリー料理の影響を受けているというシチューとカレーの中間のような肉料理で、クネーデルと一緒に。

肉料理とクネーデルは、いわばご飯に味噌汁的な、オーストリアでは最も一般的な組み合わせ。
Oma(お祖母ちゃん)のおうちのランチにお呼ばれしたときも、豚肉の煮込みとクネーデルだった。



豚肉は立派な塊肉だった。
ザウアークラウト(キャベツの酢漬け)とキュウリのサラダも用意してくださっていて、ちょっとほっとした。

今回の欧州滞在中の肉料理の極めつけは、ストラスブールを訪れた時に遭遇。

アルザス地方のストラスブールはフランスだけれど、ドイツ領であった時代もあり、いずれにしても狩猟民族料理なんである。

       
私はせっかくなので、地元の伝統料理と書いてあったクヌーデルの肉詰めをいただいた。
胃の中はデミグラスソースのハンバーグとマッシュポテトをたらふく食べたみたいになっていたと思う。

度肝を抜かれたのはEが頼んだ「豚のかかと」。
皮膚と骨がついたままグリルされた豚の足関節の濃厚なクリームソースがけ!
   

豚の足首ってこんなに太かったっけ?!

一口味見させてもらったけれど、味はハムっぽくて塩分多め。
しかも、お中元やお歳暮によくあるハムの塊よりも大きかった。

狩猟民族の血が流れているEは、見事に解体しつつ、きれいに食べつくしていた。
ここまでくると、うんざりを通り越して、こういう食生活をしている人たちの健康が、本当に心配になってきたのだった。















コメント
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