オーストリアでもドイツでも、パンがとにかくおいしい。
まだまだ食べてみたいパンが色々とあったけれど、短期間の滞在ではとても食べきれなかった。
朝ご飯のパターンは「パンに色々な種類のチーズやハム類」。
初めてEの実家で朝ご飯をいただくという日、「フレッシュなパンを買いに」スーパーに一緒に連れて行ってもらった。
そのとき「食べたいものはあるか?」とパパに聞かれたので、キュウリを買ってもらった。
欧州のキュウリはズッキーニくらい太い。
以来、毎朝キュウリを食卓に出してくれたけれど、普段みんなはそういった野菜を食べる習慣があまりないようであった。
Oma(お祖母ちゃん)に一度お昼をごちそうになったが、その時は豚肉の塊を煮た(?)料理(クネーデル付き)とザウアークラウト(キャベツの酢漬け)とキュウリのサラダをいただいた。
私がキュウリ好きであるらしいとOmaにも伝えられたのか(家族はみなWhat's Upのグループチャットで頻繁にやりとりをしている)、後日、Omaが庭で育てたキュウリが朝の食卓に並ぶようになったが、食べるのは私とパパくらいだった。
野菜が育ちにくい土地なのか?!
「ご飯におかず」が基本の農耕民族である日本人は、洋食屋で料理を注文すると、ライスかパンのどちらかを選ぶということが多い。
けれど、むこうではこってりとした肉料理を食べるとき、ジャガイモ団子は食べることがあっても、パンは食べない。
つくづく、彼らは狩猟民族なのだなあと実感。