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一聴して驚くのはバリトン・サクソフォンとチェロの音との類似性だ。ちょっと聴いただけではチェロの音と区別がつかない。むしろ,音色の深みとまろやかさかるするとチェロよりよい音かも知れない(笑)。
サクソフォンだからと,ジャズっぽい演奏を想像していたのだが,どうしてオーソドックスな演奏である。しかも全曲である。音域上や重音の処理上多少のアレンジはあるが,概して楽譜どおりの真面目な編曲と演奏でまったく違和感がない。だからといって,面白みがないということではなく,非常に音楽的な演奏で,凡庸なチェリストの無伴奏を聴くよりはずっとましな演奏である。(第1番プレリュードは2分32秒)
■J. S. Bach: Cello suites. arranged for Bariton-saxophone by Henk van Twillert. Henk van Twillert(Bariton-saxophone). Recorded in 2000, Brilliant classics. 93637
サクソフォンだからと,ジャズっぽい演奏を想像していたのだが,どうしてオーソドックスな演奏である。しかも全曲である。音域上や重音の処理上多少のアレンジはあるが,概して楽譜どおりの真面目な編曲と演奏でまったく違和感がない。だからといって,面白みがないということではなく,非常に音楽的な演奏で,凡庸なチェリストの無伴奏を聴くよりはずっとましな演奏である。(第1番プレリュードは2分32秒)
■J. S. Bach: Cello suites. arranged for Bariton-saxophone by Henk van Twillert. Henk van Twillert(Bariton-saxophone). Recorded in 2000, Brilliant classics. 93637
前に聞いたサックス(テナー?アルト?)とか、あるいはホルンとかあるいはリコーダーとか、面白いけれど、2度と聞かなくていいや、というのが個人的な感想ですが、(http://www.geocities.jp/vcbfjp/vc.html#baga)これは面白そうですね。
ああ,懐かしいせろふえさんのページですね。確かにホルン盤もあって次はこれを聞こうと思っております。ただ,レギュラー盤は高いからなあ。。。
ガンバ・ソナタのところは私も同感です。少なくとも自分で弾いていると(鈴木の,だけれど)とっても弾きづらかった。バロックの時代感覚が身に付いていないのでは,と変に焦ったりしますが,やはり作曲者もいかんのでは,と。もう少し滑らかで弾きやすい曲を(笑)。。。
このTwillertのバリトン・サックス盤はオーソドックスで真摯な演奏。曲の本質をついているので飽きることはありません。と思うけれどまだ1回だけです(笑)。ジャケットで損してるかな。。。
楽器指定の自由度が高かった?バロック時代のことを考えると,このサックスの語り口を生かした編曲も,ま,よろしいのではないかと(笑)。バッハもきっとそんな気持ちで聞くのではないかと思います。サックスの再発見(笑)。。。
主は耳と頭大丈夫?
どこがどうよくないのでしょうか。完全無欠な演奏なんてあり得ないと思いますが。あるとすれば個人の好き嫌いなものでしょう。