一気にクライマックスです。ここにくるまでもっとかかるかと思ったけど、寄り道せずに本筋を進んでいるせいか意外と早かったな。流れに沿って描かれていて、アニメで描かれていなかった部分も補完されていて、とてもわかりやすいです。貞本エヴァはホント面白い。
ゲンドウ、語ってましたね。精神的ひきこもりから救ってくれたユイが、自分にとってのすべてだったのに、そのユイを一瞬にして奪われてしまって…。切ないといえば切ないんですがね。なんていうか、いい年して大人になれよと(汗)。息子にまで嫉妬してるあたりとかさ。そして、思い通りにならないから神を恨んで、神に復讐して、自分が神になるって、いわゆる中二病的思考では…? 実際に行動に移しちゃってるあたりタチが悪いですが…。ゲンドウをどうにかしないと、どうにもならないような気がします。しかし、今さらそう簡単には救えないよなぁ。
アスカのひまわりの話が、いい意味で浮いていて、ふわっと柔らかくてあたたかい感じが、すごく印象的でした。アスカとひまわり、絵的によく合いますね。
エヴァシリーズを見たとき、思わず「魂のルフラン」が頭の中で鳴り響きました…。
ミサトさんかっこいい。どれがっていえないくらい全部が良かった。最後のシンジとの会話のシーンはちょっとじわりときましたよ。シンジにとってミサトは、姉のような、母のような存在だったのかな。優しく包み込んでくれたり、いけないときは叱ってくれたり、進むべき道を示してくれたり。ゲンドウよりよっぽど保護者してました。
ラストはどうなるのか、そろそろ本格的に心配になってきました。希望はあると信じているんですが…!
いつもながら、表紙や口絵、扉絵など、イラストがどれもすごく良いです。一度見ただけで強く印象に残るんですよね。こんな絵が描けたらどれだけいいだろう、と思ってしまう…けど、到底ムリなんだよな。
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