ダイが逃げ出したくなる気持ちはわかる。バーンの圧倒的な強さを目の当たりにして絶望を突きつけられたのに、みんなに勇者として期待されたらそりゃあね。武器もないのにどうやって戦えばいいのかもわからないよ。一方、ポップは本当に成長したよね。何もしなかったら地上が滅ぼされるからというのもあるけど、もうすっかり腹をくくってる。ダイに向けた話もポップならではの言葉でグッときた。勇者としてではなく、ダイ個人に訴えかけたからこそダイの心が動いたんだよね。来たのがマァムだったら悪化してたかもしれない。
ヒュンケルのことだから、ミストバーンの提案をすぐに断らなかったのは何か意図があるのでは…とわたしですら思ったのに、仲間のクロコダインはいきなり「ヒュンケル、貴様ー!!!」と激怒(笑)。いやいやいや、ヒュンケルは死にたくないからと仲間を裏切る男ではないでしょ。真に尊敬できる男だとか親友だとかいうのなら、もうちょっと信じてあげようよ。