小保方さんの行方が案じられます
もう半世紀前のことを想いおこしている私です
私には乳きょうだいが居たのです
生家の三軒先のX君
私の母は若く、X君の母上は歳を重ねており、お乳の出が悪かった
そんな環境の中での助け合いだったんでしょう
共に長じてお互いが23歳になる夏の日
彼は理研の研究員として学窓から巣立った日々を送っていました
一方
私は某大学の演奏旅行中で神戸におりました
オーケストラの一員としてベートーベンの英雄を演奏中
二楽章・・いわゆる葬送行進曲・・を演奏中、
看過しかねるほどの地震が起きました
でも~指揮者は演奏を中断しなかった!
ほどなく帰京した私の耳に
X君が急逝したとの知らせが
学校は中学からは別々だった私達
成人式にひさしぶりに逢い、
帰り道で彼は打ち明けた
「僕は理学部なんだけれど、本当は建築学を学びたかったんだ」
これが彼と交わした最後の言葉となってしまったのです
理研の日々はどんなだったんだろう・・・
彼を思い起こすこと・・・これが私の彼への供養です
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