さて、セブお役立ち情報第一弾は、STK(エス・ティー・ケー)という、ローカルのグリル&レストランのご紹介です。
実を言うと、このお店、ウチ(プルメリア)の事務所兼社宅の道を挟んでの‘お向かいさん’です。
【この看板が目印】
このお店の‘ウリ’は、何と言っても、‘マグロのカマ焼き’で、毎朝9時ごろからと、ランチが終了してから、特製のタレに漬込んだマグロのカマその他を、お店の目の前(つまりはウチの真向かい)にて、下焼きし、ランチ(11時半頃~1時過ぎ頃)とディナー(夕方5時半頃~深夜11時過ぎ頃)の時間帯に、注文が入ったら、再度、火を通し、‘焼き立て熱々’を出してくれます。
【こんな感じで、ドラム缶を縦割りに切った中に、炭を入れ、上にグリルを乗せています。見るからに豪快です...】
【これが名物のカマ焼き:パンガ】
…因みに、この‘カマ焼き’(地元では、Panga-パンガ-と呼んでいます)は、魚好きの方には、文句なしの深い味わいがあるのですが、血合いのような、ちょっとクセのある部分が多い事と、分厚い皮(*皮は、焦げている上に、多分、硬くて、食べられないでしょう)と骨の間から肉をむしり出すような感じで、中々、お上品には食べられないのです。(お持ち帰りにして、箸を使って食べると楽なのですが、現地式の‘スプーンとフォーク’では、役に立たず、終いには手づかみにして、‘しゃぶり付く’しか無いような…苦笑)
…が、ちょっと魚は苦手という向きにもお勧めなのが、Tuna Belly (ツナ・ベリー)と呼ばれるマグロのハラス焼きです。(*ウチでは偶に、‘パンガ’同様、晩のおかずにテイクアウトし、3~4人で、大根オロシに、醤油を加え、カラマンシー-現地のかぼす-を絞って、日本風の食べ方をしますが、最高に美味いです)
これは、普通の青魚のように‘脂ジュクジュク’と言うわけには行きませんが、やはり、ハラスはハラスですので、他の部位よりも、ちょっと脂がのっていて、ジューシー且つ、カマ焼きに比べて、上品な味わいです。また、骨は殆どなくて、肉に皮がついているだけなので、‘パンガ’に比べて実は食べるところが多くて、割安感があります。(…但し、ハラスの供給は安定していないようで、‘品切れ’の場合もあります。実を言うと、‘ハラス’のサンプル写真が撮りたくて、‘お向かい’の事でもありますので、これで3日連続、‘お持ち帰り’のオーダーをしているのですが、3日前に売り切れて以来、新しい仕入れが無いようで、こちらも‘待ちきれず’に画像ナシで、アップする次第です。まあ、以前、食した時に撮っておかなかった、こちらの落ち度でもありますが…苦笑)
…まあ、そんな訳で、ここを代表する一品は、勿論、何と言っても、マグロのカマ焼(Panga)なのですが、他にもメューが多彩で、日本人にも理解しやすい味(どれを取っても、結構、おいしい)です。
【左:エビの蒸し物、右:‘タイスープ’-ピリ辛で程よい酸味のある魚のスープ】
…と、言う訳で、気になるお値段の方なんですが、ここのメニューで、一番高値を付けるのが、カマ焼もしくは、ハラス(Tuna Belly)で、これらは、基本的には時価、それに大きさによる量り売りになりますが、最大のもので400ペソ(約800円)弱、通常は、200~300ペソ(400~600円)程度です。(下焼済みのモノがショーケースに並んでいますので、自分で好きなモノを選んで、“これ、いくら?”と事前に値段を確かめる事も可能です)
他の一品は、通常、一皿2~3人前程度で、最高が‘野菜炒め’の140ペソ(280円)他は大体120ペソ(240円)までです。
また、ここの特徴として、酒類が安く、最高級のサンミゲル・プレミアム(麦芽100%のプレミアムビール)ですら、1本45ペソ(90円)で、これは、通常の日本食レストランで、普通のサンミゲル・ピルスンを飲むよりも安い位です。(因みに、このプレミアムビールを地元のスーパーやコンビニで購入しても、ほぼ同じような値段です)…それ故か、ここでは、地元の中流層が3~4人でカマ焼き一つに他一品数点をオーダーして、結構遅い時間まで、一杯飲っている姿を目にします。
一人で行くには、一品当たりの‘盛り’が大きすぎるので、最低でも二人、出来れば三人以上でお出かけになる事をお勧めします。予算としては、最高級の‘カマ焼き’と他数点をオーダーしたとしても、一人当たり、精々、300ペソ(600円)前後の腹積もりをしておけば、御腹一杯、食べて飲めると思います。
所在地: Orchid St., Capitol Site, Cebu City
(ホテルアジア近く-同ホテル西側の通りがOrchid St. -オーキッズ・ストリート-になるので、通りに沿って、南に向かって徒歩1~2分)
電話番号 256-2700, 253-4732
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事務所の向かい側ですか?気が付きませんでしたね ひょっとして権兵衛さん 私に 気を使って違うネオンサインに案内してくれました?………(爆)
当地で大根のイメージが湧かないんですが……まして大根おろしなど
私は何処へ行っても現地料理を食べられますが、一般的に日本人は 味に関して非常にデリケートな人が多いように思いますが ここの魚料理の味付けのベースは なんでしょうか?
次回の渡比の際は ピンポイントの案内ではなく、お願いしますね(爆)
前にガロンの水の件でコメントさせていただいた者です。
おいしそうですね。ホテルアジアの近くならわかりそうなのでいつか行ってみたいです。
まだ2回ですがバーベナホテルを利用するときは、少し歩いてBBQ屋台村??みたいなところに行って済ませていますw
…そうですね... まあ、やはり、前回の御滞在は、非常に短い時間であった事から、YUu さんが喜ぶかな~って思えるところをピンポイントで御案内させて頂きました。(爆!)
実は、このレストラン、ウチのまん前にあるとは言っても、門構え他はかなり地味で、歩道上に、せり出したグリル以外には大して目立ったものはないんですね。
ここのカマ焼き他の味付けは基本的に醤油ベースの甘辛(かなり日本の味付けに近い)の下味が付いていますが、何せマグロの身が分厚いので、大して浸透しておらず、ほんのりとしか味が付いていないので、別の甘辛タレを塗った表面以外は、後から付けるソースの味がカナリ大きく作用するような気がします。
大根については、一応、ローカルの料理でも、スープに入れたりするようで、日本の大根の4分の1位の大きさの大根が、ここにも存在しているので、偶にオロシで使うのですが、水っぽくって、辛味がキツイ上に甘味もなく、イマイチです。…が、こうして魚肉に合わせると、それなりに食べられますよ。
>次回の渡比の際は ピンポイントの案内ではなく、お願いしますね(爆)
はい!またのお越しを楽しみにしております。(笑)
お久しぶりです。
バーベナホテル(新旧ありますが...)からですと、ウチもSTKも本当に近いですよ。
屋台BBQ村…チョンワ病院脇のラーシアンでしょうか... ここへも良く、ウチの晩のオカズを買出しに行っております。
このキャピトルからフォインティの歩いて行ける範囲内でも、結構、お値打ちなサービスがありますので、また、御案内させて頂きますね。
‘イートリー‘・・・EATLYかな?昼休みには行列ができるお店もあるし、同じ様なメニューなのに一人も客のいないお店もあるし、フィリピンのひとは‘味にうるさい‘という感想をもった記憶があります。
そういえばウチのオクサンも「アソコのBBQは美味しい」とか「ココのは盛りはいいけれど・・・」など一言もっておられます。
デパートのFOODコートも街中で美味しいと評判のお店は出店要請があるそうですよ。
愉しみにしています。お互いメタボに気をつけて美味しいものをエンジョイしましょう!
確か牛肉と 豚?のホルモンだったような?
おいしかったですね
基本的に海外特にアジアでの屋台で食事しないようにしてるのですがateもいっだったので 「おいしい」の一言で 食べましたね~
確かに、ここは、この熱帯性の気候の中、家庭に冷蔵庫がない(要は、生鮮品の保存が出来ない)ような都合から、貧困層が多いワリには、‘外食’というものが結構一般的で、本当に‘ピンキリ’なんですよね。
ただ、‘安かろう悪かろう’とは一概に斬って捨てられない側面があり、ファーストフードレストランの半額以下のプライスで、美味しいフライドチキンが食べられたりもしますよね...
年末の体調不良から、ちょっと体重が落ちて、安定していますので、気をつけてはいますが…美味しいものの誘惑に勝つのは大変ですね。(苦笑)
要は、そうした屋台には、冷蔵設備が無くて、下焼きをしてから、常温(…と言っても、ここは常夏ですので...)にそれらを放置し、基本的には‘先入れ、先出し’をしているようですが、時折、ミスって、古いのが残ると、やはり、いたみ易いんですよね。
‘極度に安い食事については、自己責任で’…と言うのが基本的なスタンスになりますね。
…マリバゴブルーウォーターホテルからは、車で40分程度かかると思いますので、ここ一点だけではなく、例えばアヤラセンター他でのお買い物等を兼ねて出て来られるのが良いかも知れませんね。
どうぞお気をつけてお越し下さい。