皆さん、思わず御無沙汰してしまいました。
実は、各方面から安否確認、お問い合わせのメール他、多数頂いているのですが、あの地震の直後、色々と状況的に落ち着かない部分、僕自身の業務の多忙(NGO+副業)もあり、全然、手が回っていないのです。お返事が遅れておりますが、恐らく、今後も全てメッセージに対する個別のお返事をする事は、ほぼ不可能になる事と思いますので、今回の投稿をお返事に代えさせて頂ければ、甚だ幸いでございます。御理解の程、どうぞ宜しく御願い申しげます。
さて、事態は収束に向かっているのか... 僕の正直な見解として、事態の収束を言うのは尚早だと思われます。
感覚として、昨日には、余震の強さとか頻度が若干、落ち着いてきたかもに見えましたが、今朝未明から午前中にかけて、またしても規模と頻度が増してきた感じで、今朝未明(現地時間午前5時前)の余震は、寝入っていた僕らが起きた位ですから、日本の尺度で震度4程度はあったものと推測されます。
取り敢えず、交通機関他は、ほぼ平常どおりに動いてはいますが、建物を安全点検他が進んでおらず、少なくとも学校関係は、地震当日は、偶々、祭日であり、その翌日からは緊急事態の為、休校となった中、明日までの再開は無理で、再開は早くても明後日からになるようです。
その他、地震の直後には完全に閉鎖されていたショッピングモールも、その翌日には半稼動、その後は取り敢えず、ほぼ通常営業されています。
...しかし、冒頭の画像は、某ショッピングモールで吹き抜けにある空中歩道と言うか、渡り廊下の状況を捉えたモノ(クラック他が入った為、修理中)ですが、こうした箇所が無数にあるので、今後、余震が続くと、2次災害が出はしないか…この辺りが懸念されます。
やはり、言えるのは、今回の地震(本震の揺れは震度5台)では、セブとかボホールにある古い教会の一部が倒壊している状況であり、これは経年劣化の影響と言うよりも、少なくとも、それまでの過去数百年に渡って、この地域には、こうした規模の地震が無かった事の証明に他ならないと考えます。
要は、昨年2月に震度3~4の地震、6月にも同規模の地震がありましたが、僕がセブへ来て以来、それまでの10数年に渡って、体感した地震の揺れは、ほぼ無いような状態が、あった中、15日の地震とその後の余震の頻度たるや、もう、以前のスタンダードは通じない事を物語っており、こうした事態を異常事態と捉えられない事の方が異常なのかも知れません。
そんな訳で、皆さんも、しばし、最低限の警戒態勢を引いておく事をお奨めいたします。
御意見、御感想、お問い合わせがありましたら、
gombiedon@yahoo.co.jp
にて、お受け出来ますので、こちらの方まで、メッセージを宜しくお願いいたします。
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