セブ島移住者の本音トークⅡ

セブ島でNGO活動に従事する管理人が、フィリピン人家族との奇妙な生活や、現地での国際交流について語ります。

ボケボケ....

2013-09-28 | フィリピンの文化・風土・風習

今日、地元の宅配業者から日本へ急ぎの書類を送りました。


通常は、郵便局で送れば良いものですが、今回のモノは、本当は6月に送るべきモノだったのが、こちらの手違いで手元に残ってしまっていたのが昨日、発覚して、緊急を要する事だと判断した為、こうした事態になりました。


今回の書類は実は
行き先が二つで、封筒も2通に分けて、先様の御住所も英文で書いておきました。


…それで、窓口では、


『これ、二つ、別々に日本行きで御願いします』


…と言って、封筒を二つ渡したら、受付の人が、それらを受け取り、


『それじゃ、この送り状に記入して下さい』


見たいな感じで、送り状が1枚だけ渡されたのですが...


その時、“(行き先)別々って言ったのに、何で送り状1つだけくれたんだろう...”と言う‘ちょっとした疑問’はあったのですが、2枚同時に貰っても、一遍には書けないので、取り敢えず、記入し始めた僕でした。


...ところが、記入し始めて直ぐ、僕は、先様の番地が‘うろ覚え’になっていて、危ないと感じたので、窓口のオネエサマに、

『ごめんなさい。先方の住所完全に覚えてないから、さっきの封筒、返して貰えませんか?そこに住所書いてあるし...』

…と話しかけたら、なんと、二つの封筒は、その業者の指定の1枚のビニール製の封筒に一緒に入れられ、既に封をされていました...(汗)


それで、そのオネエサマの思考を理解した僕が、

『いやいや、それ、行き先、それぞれ、別ですから、送り状も2枚、封筒も2枚用意して頂けますかね?』

…と言うと、やっと事態を悟った、そのオネエサマは、慌てて、封を開けました。(これ、紙製だったら、アウトでしょうが、ビニール製で、しかも、まだ、シッカリ押さえていなかったから、何とか開けられたような感じです...苦笑)


それで、僕は、2枚目の送り状を貰い、記入し終わって、‘さあ、支払い’となったところで、僕の担当のオネエサマの隣に座っていた、管理者と思しき別の女性から、

『あれ?あなた、そのビニール封筒、違うわよ。このお客さん、普通の書類を送られるんでしょ?』

…と、ツッコミが入り、さっき封を開けて、再度、封筒を一通だけ入れなおしたビニール封筒を再度開けて、中身の茶封筒を引っ張り出し、更には僕が記入した送り状すらも貼り付けてしまっていたのを再度剥がしていたオネエサマでありました。(...しかし、2回もシールをミスって貼り直したモノを、棄てる様子もなかったのですが、再利用する積りなんでしょうか...苦笑)


いや~~~、しかし、6月に送るはずの書類を僕のチェック漏れで、放置してしまった訳ですから、他人の事は嗤えないのですが、実は、これに類する問題で、以前には実害を受けた事がありまして...


...それは、もう、彼是3年ほど前ですが、当時、ウチの事務仕事をボランティアでお手伝いしてくれていた、元プルメリア奨学生に、別の宅配業者から2通の書類の発送を頼んだところ、別々の宛名が書かれていたにも関わらず、
‘何故か’2通とも、同じ送り先に送られていて、結果、連絡不行き届きになり、行事の予定が狂ったという出来事がありました。(これは、このブログでも記事としてアップしましたが、非常に古い話なので、僕自身が見つける事が出来なくなっておりまして...苦笑)


その時には、2通の書類を持って運んだ元奨学生と、それに業者の受付担当者が揃いも揃って、まず、‘何故’封筒が2つになっているのかを考えなかった事、それに送り先住所がワザワザ、彼らにも読める筈のアルファベットで正確に書かれていた筈なのに、それにも気が付かなかった事から、そうした問題が引き起こされた事には間違いが無く、それでも、何処かで、‘ウソでしょ?’と思っていた僕でしたが、今回の出来事を目の当たりにして、

“ああ、やはり、これが、フィリピンの人たちの基本的なアリカタなんだな”

…とガッテンしました。


要は、先の文書の中で、僕が、窓口で2通の封筒を渡したにも関わらず、送り状が1つしか貰えなかった時点で、‘何で’と疑問に思った訳ですが、ここの人には、前に投稿した5W1Hでも考察しましたように、何時も、’何故、何で’(Why)が欠落するんですよね(苦笑)


それと、もう一点、本当に理解不能なのが、彼らに共通して見られる、‘不思議な思い込み’という現象で、例えば、今回の窓口の女性も、何故か、‘行き先はひとつ’と最初に、ある種の先入観をもって、思い込んでしまっているから、封筒を2通、渡して、‘別々に’と言っている僕の言葉が、既に、‘ロックアウト’されてしまっているんですよね...(これを専門的には心理的盲点と言うようですが...苦笑)


ここでも‘何故か’と言っていますが、要は、その何故が当事者にも説明の出来ない事が多々あって、(即ち、‘何故’がなくて、何となくという御話)これに僕らは戸惑うのですが、もう、これは、‘そう言うもの’なんだと理解する他なさそうですね。


まあ、やはり、ここでは、こうしたポカはアリガチだし、そもそも、僕が、ミスを犯してしまったら、もうどうしようもない(誰かが気付いて助けてくれるなんて期待は一切出来ない)のだと言う事を再確認しました。


1に確認、2に確認、3,4が無くて、5に確認…頑張るしかないですね(苦笑)



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