これは極めて危険な兆候だ。飲酒運転は、現行犯逮捕を原則とすべきだ。飲酒と交通事故は因果関係は強いかも知れないが、現行犯でない限りは別物として立件すべきだ。
この論理を進めると、前夜摂取したアルコール量が基準値(0.15mg)を下回っていても、運転した時間を遡及して、起訴が可能になる。
本ブログでも何度か取上げているが、この国を挙げての、飲酒運転撲滅キャンペーンは益々事態を悪化させる。
悪い事は言わないが、即刻平成14年基準に戻すべし。
飲酒事故、濃度逆算して立件…大阪地検が起訴
大阪地検が、ひき逃げ事件を起こし、約11時間後に出頭した男の呼気から検出されたわずかなアルコール分と供述から、事故当時の体内のアルコール濃度を割り出し、この男を道交法違反(酒気帯び運転)の罪などで起訴していたことがわかった。
出頭後の飲酒検知では酒気帯び運転の基準値(呼気1リットル中0・15ミリ・グラム以上)を下回る同0・05ミリ・グラムのアルコール分しか検出されなかったが、体重や飲酒量、血中アルコール濃度が飲酒後に下がっていく係数を計算式に当てはめ、事故当時の数値を同0・20~0・30ミリ・グラムと推定した。
(読売新聞) - 10月4日3時6分更新
この論理を進めると、前夜摂取したアルコール量が基準値(0.15mg)を下回っていても、運転した時間を遡及して、起訴が可能になる。
本ブログでも何度か取上げているが、この国を挙げての、飲酒運転撲滅キャンペーンは益々事態を悪化させる。
悪い事は言わないが、即刻平成14年基準に戻すべし。
飲酒事故、濃度逆算して立件…大阪地検が起訴
大阪地検が、ひき逃げ事件を起こし、約11時間後に出頭した男の呼気から検出されたわずかなアルコール分と供述から、事故当時の体内のアルコール濃度を割り出し、この男を道交法違反(酒気帯び運転)の罪などで起訴していたことがわかった。
出頭後の飲酒検知では酒気帯び運転の基準値(呼気1リットル中0・15ミリ・グラム以上)を下回る同0・05ミリ・グラムのアルコール分しか検出されなかったが、体重や飲酒量、血中アルコール濃度が飲酒後に下がっていく係数を計算式に当てはめ、事故当時の数値を同0・20~0・30ミリ・グラムと推定した。
(読売新聞) - 10月4日3時6分更新