アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

信を通わしてみた

2009-06-16 | Weblog
 息子に初めて手紙を出した。


 まだ4歳5ヶ月。しかし、自宅で紙芝居を読んであげていると、しばしば自分自身でやりたがり、実際に紙芝居を演じさせてみると、なんとなく話の流れからひらがなだけは読めるようになってきていた。


 先週末、出張でビジネスホテルに連泊し続けていた際、早朝から深夜まで仕事が続いて電話連絡もできなかった。そこで、残された通信手段として手紙を書いてみた。



 先日導入したビデオチャットの音声が不調だったこともあり、この機会に、このところメールやチャットばかりだった通信手段を「手紙」に戻してみたいという気持ちもあった。




 「おげんきですか?」から始まって、すべてひらがな。

 全ひらがなの文章を書くのは違和感があって、やや大変。読み直しの際も、なんだか文章がぎこちない気がする。



 で、


 きのう妻からメール。


 息子は、何回も何回も音読しているとのこと。


 そうして、返事をこしらえてくれたそうだ。


 多分、いつもくれる新幹線か仮面ライダーの絵のそばに数字が並んでいるやつだろうと思う。



 でも、それをもらったら、きっと涙が出るくらいうれしいだろうなぁ。



 ビデオチャットで顔を見ながら会話するのもいいけど、文字や絵で会話するのも捨て難い。


 いや、むしろ、紙に文字を書いて心情を表現し、封筒に封印し、郵便ポストに投函し、そうして返事を待つ―という工程が、実に正しく、実に誠実な通信だと感じる。


 「信」は手紙の意味もある。また、「真事(まこと)」でもある。


 「信」を通わせることが「通信」である。





 息子の返事は、郵送ではなく、お父さんが帰った時に自分で手渡すといっているらしい。


 早く休みを取らなくては。
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