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聖マリアへの挨拶 レオ13世 回勅『ユークンダ・センペル』1894年9月8日

2023-08-15 01:48:40 | 格言・みことば
私たちは、処女聖マリアに同じあいさつを何度も繰り返す。それは私たちの祈りは弱く不完全なものではあるけれど、必要とされる信頼によって支えられ、処女聖マリアが私たちのために私たちの名前で私たちの主に懇願して下さるように頼むためである。もし私たちの調べが処女聖マリアの祈りによって支えられているなら、それは私たちの主の御許で多くの好意と力を持つだろう。私たちの主は処女聖マリアにこの優しい招きをなさる。「あなたの声は私の耳に響きわたる。何故ならあなたの声は優しいからだ。」だから、私たちは、祈りが聞き入れられるために、聖母が持っている多くの栄光ある称号を何度も呼び起こすのである。この祈りにおいて、私たちは「天主の御許で聖寵を見いだした方」にあいさつする。そして、その満ちあふれから全ての人々に流れ出るために特に主によって「聖寵に満たされた」方にあいさつする。あり得た限り最も完全な一致によって主が離れることなく結びつかされたその方、「女のうちで祝せられた」お方、「呪いを取り除き、祝福を運んだ唯一のお方」、その胎内の祝福された聖子において「全ての民が祝福される」そのお方、私たちは、そのお方を天主の御母として呼びかける。この崇高な尊厳によって、聖母は私たち罪人のために、私たちの全生涯の間、そして臨終の最高の苦悩の時に、どうして勝ち取って下さらないことがあり得るだろうか。私たちがどうしてそれを期待することができないだろうか。

レオ13世 回勅『ユークンダ・センペル』1894年9月8日




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