明治44年、社団法人八尾商工会が設立され、
昭和35年には法制化後、富山県下最初の商工会として再編、
市町村合併後には山田村商工会と合併して名称も
「富山市八尾山田商工会」、通称「わいわい富山」となった。
平成22年度は法制化50周年、設立後100周年という年度だった。
そのときに、記念誌を作成し、関係各機関等に配布していたが、そこはやはり「紙」媒体。「物品として残る」というメリットがあるものの、印刷した部数以外には知られることもなくなってしまい、そのうちに いつの間にか忘れ去られてしまう・・・。
(国立国会図書館にも寄贈したはずなので残る、っちゃあ残るが・・・)
便利な世の中になったものだ。「電子書籍」という手段が出てきた。
(電子ブックを開く https://www.toyama-ebooks.jp/)
発刊してから数年経過したが、
敢えて、この時期に、記念誌の電子化をしてもらった。
PCでも、スマホでも簡単に見ることができる。
(因みに、我がスマホはAndroidなので、ActiBookというアプリをインストールしてから閲覧可能となった。)
冒頭で、東京大学の西村幸夫教授、政策研究大学院大学の橋本久義教授、そして、由布院温泉 玉の湯の桑野和泉社長など、商・工・観の立場からのメッセージもいただいていた。八尾山田地区の力強い応援団である。
編集後記でも書いたが、こういう芸当ができるようになったのも、
「クラウド」という「クモ」、「Web」という「クモ」の巡り合わせである。
残念ながら「坂の上」に「クモ」は、今は見えていないが、
まあ、そのうちに「モクモク」とも湧き出てくるだろう。
これからの若人たちの活躍に期待したい。