写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

バレちゃいました・・・・

2014年12月29日 | 随想

 

内部の犯行だったようで・・・

 

 

 

北朝鮮を挑発する映画を制作し、それに対する北朝鮮からの

大規模・深刻なハッキング攻撃を制作会社が受けた、これは

サイバーテロだ!、と全世界に向かって大々的に報道し、

「こんなことをしでかすテロ国家は制裁すべきだ」、という

ことにしてきたのだが・・・・・バレちまったみたい。。。。。

 

 

そのウソっぱちの概要を伝えるサイトの「翻訳版」では、

内部犯による可能性が浮上」という表現をしているが、

翻訳元のサイトでは、はっきりと

Experts suggest Sony hack was an inside job

「専門家は内部犯行だとしている」、という記述になっている。

 

 

曰く

「今回のハッキング芝居は、全て北朝鮮へと罪をなすり付ける為の

 フェイク(相手をだますためにしかける行為)や おとりであることが

 判明したことも明らかにされた。」

 

 

 

New York Timesも、セキュリティ専門家の間では懐疑論が

出ているという内容の記事を出しているし、

businessnewsline.com では、

「内部関係者である可能性があることが明らかとなった」、としている。

 

 

 

慌てて、日本でも

[日経]ソニーへのサイバー攻撃、北朝鮮関与に一部専門家が異論

・・・「一部」というところが日経らしい、ちゃあ らしいが。

[読売]北朝鮮犯行説は疑問

 

という記事を出すようになったが・・・・。

 

 

さあ、オバカは振り上げた拳を、どのような理屈をつけて引っ込める

のだろうか・・・・?  

 

コメディアンは北の大将ではなく、アメリカの大統領でした・・・。

・・・おあとがよろしいようで。

 

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またしてもマレーシア航空の行方不明事件である。

消息不明、原因不明、とのこと。

 

 

2014年3月8日のマレーシア航空370便(MH370)の件は、

9.11のときのように、旅客機ごと米軍基地に体当たり攻撃をしようと

したためにアメリカ海軍によって撃墜された、という説が浮上してきた。

 

事件当日、ディエゴガルシア島に低空で接近する大型機を

付近の島民の多くが目撃していた、という情報がネット上に溢れていた

ことなどから考えると、充分にあり得る話だ。

 

 

事件後、中国政府が躍起になって機体捜索をしようとしていた

ことが印象として残っているが・・・・何か掴んでいたんだろうな。

 

 

 

2014年7月17日にマレーシア航空17便(MH17)が

ウクライナ東部で攻撃されて墜落した事件についても、ロシアと

ウクライナとの間で、どちらが撃墜したのかという中傷合戦が続いて

いたが、衛星写真が公開され、機体を攻撃したのはウクライナの

戦闘機であることが、ほぼ特定された。

 

  

 

 

発表がロシアの放送局だったこともあって、早速、反対勢力側からは

いろいろとケチをつけて、偽造説を広めようと躍起になっているようだが・・・・

 

 

飛んでいる旅客機や戦闘機よりも、もっと高いところから写されていた、

という記事を見て、すぐに 「蟷螂捕蝉」(蟷螂蝉を窺う)を連想した。

 

莊子「山木篇」にある故事で、

鳥を射止めようとしていた荘子は、その鳥が「かまきり」を捕らえようと

しており、その「かまきり」が「セミ」を獲ろうとしていたのだが、それぞれ、

我が身が狙われていることに気付いておらず、ひょっとして荘子自身も、

より大きな何かに狙われているのかもしれないと思って射るのをやめた、

という お話。

 

 

通常は、目先の利益にとらわれて あと先を考えない事の例えに使われる

言葉なのだが、「天網恢恢」という言葉にもあるとおり、自らを律する

歯止めとしての「天」のようなものを、人間は持っているべきものである。

 

守るべき「一線」となるようなものである。

 

 

ウクライナの戦闘機は、目の届かない、あるいはレーダー等も捉えきれない

高い場所での撃墜だからロシア軍のせいにしてもバレないだろうと思っていた

のかもしれないが、どっこい、もっと高いところから攻撃の瞬間を撮影されて

いた・・・・どうも、木っ端役人が水戸の御老公に こらしめられるような、

ある種の爽快感というか、正義感のような感を禁じ得ないのだが。