DIVAな暮らし

かなり昔にみた大好きなフランス映画「DIVA」。
この映画の主人公の男の子は郵便局員。
毎日、郵便配達の仕事をつつがなく終えると、家で彼のDIVAであるオペラ歌手の歌を聴く。

この暮らしぶりが、当時、社会人を始めたばかりの私にはものすごくうらやましかったんです。
なんてったってわたしの勤務する会社は重要な仕事につけばつくほど、会社＝自分の生活そのものになってしまうんですから。
予想外のことが次々起こるし、仕事内容はハードだし。
やっとそれにも慣れたと思えば春や秋に一枚の紙切れとともに、またもや予想外の仕事に就くべく転勤を言い渡される・・。

今のわたし。
願望がかなった状態のようです・・・。
DIVAの主人公の男のコのように、つつがなく単純作業をし、仕事を終え、会社が授けてくれた自分の城に帰り、次週はどの馬を買おうか、ネットで毎晩、レース情報などをながめる・・・。
可愛らしい馬のことを考え、可愛らしいうちのディープぬいぐるみに微笑む。
心底癒されます・・。
楽しくて会社や仕事のことなんか微塵も思い出しません。

この心地良さに感謝できる自分になりました。良かったです。