馬鹿につける薬があるだけまともな馬鹿

馬鹿は馬鹿でも馬鹿なりに

斜陽

2006年02月14日 23時20分48秒 | 
あれは、忘れもしない高校時代の話だ――――― 学校帰り、いつもの駅で電車を待っていた。 日が落ちかけていて、夕日が差し込んだホームは光に包まれていた。 電車は単線で1時間に4本ほど、この時間乗客は同じ高校の生徒が大半だ。 しかし、この日は何故なのか記憶は定かではないが、 人はとても少なかったのを覚えている。 いつもの、階段下で電車を待っていた時のことだ。 「先輩すいません!」 女性の声がした。 . . . 本文を読む