Carnal Engagement

大人のための真面目な blog

精神的な貞操感覚

2006-09-15 15:50:06 | ソープ
逆説的なようだが、風俗嬢、とくにソープの泡姫には、精神的な貞操感覚がしっかりしている人が意外と多い。

売春していて何が貞操だ、と言い出す人もいそうだが、本当のことなのだ。彼女達は、「仕事としてのセックス」と「自分の気持ち」とをはっきりと分ける。そして、後者についての貞操感覚は、押しなべて堅い。プライベートでのセックスは基本的に夫や彼氏など好きな相手とだけ。心を許すかどうかも同じく。夫や彼氏のいない姫であっても、やはり「好きでもない相手とは、仕事ならいいけど」という感覚が働く。

セックスで感じるかどうかも、この区分けでかなり違って来る。
もちろん、貞操感覚がしっかりしている姫の中でも、仕事としてのセックスで感じるかどうかの度合は、姫によって千差万別だ。仕事では全く感じないという姫から、仕事でも相手によってはそこそこ感じる姫、仕事中にオーガズムに達する姫だっている(プライベートほどでは無いにせよ)。

男性にはこの貞操感覚・線引きがなかなか理解しがたい。「仕事で誰とでもやってるんだからプライベートでやっても一緒だろう」などと考えて店外デートに誘おうとする困った客もあとを絶たない。
同様な話として、最近の日本の男性客には「キスNG」が理解できないという話がある。男性から見ると「セックスやらせてくれるのにキスが駄目ってのは貞操感覚として理解できない」という話になる。しかし、今でこそキスOKが当り前となった日本の風俗業界だが、世界的な売春事情を見るといまだにキスNGの方が圧倒的に多い。映画「プリティ・ウーマン」にも出て来たが、「仕事ではキスNG」というのが女性にとっての気持ちの線引きとして万国共通なのだ。日本の場合は、「セックスは禁止だが他はOK」という不思議な法律があったせいで、非本番系風俗が発達し、そこでセックスできない分を埋めるためにキスが標準サービスとなった。そうなったのはここ20年ほどの話だ。

私はこの姫の感覚を大事にしたいと考えている。姫の気持ちの線引きを敢えてこちらから越えようとは思わない。もちろん姫がそれを望むのであればそれはそれで良いことだ。しかし、私も含めた男性というものは「この姫はそう望んでいるに違いない」と自分に都合良く思い込みたがる生き物だということも承知している。
姫が仕事として接してくれる中で楽しむ、というのが私のスタイルだ。仕事でもそれなりに感じてくれるという姫であれば、感じてくれることが嬉しい。「姫を感じさせられる自分が嬉しい」では無い点に注意して欲しい。感じるか感じないかの決定権はあくまで姫の側にあり、私はそれを尊重する。だからこそ感じてくれることが嬉しいわけだ。一方、感じないが感じている演技はしてくれるという姫であれば、演技してくれることが嬉しい。実際のところ私は演技の上手な姫が結構好きだ。こちらの気分を盛り上げてくれる。それに、こちらの気分を盛り上げようとして演技してくれる気遣いは、やはり嬉しいものだ。

ところで、最初に「意外と多い」という曖昧な書き方をしたが、実際のところどれぐらい多いのかについては、私も定量的なデータを持っていない。ただ感覚として、相当に多そうだ、という気はしている。
もちろん業種や地域などによる差は大きい。風俗の中で一番貞操感覚が堅いのはまず間違いなくソープだろう。本番が仕事の一部として組み込まれているソープだと、そうでない他業種に比べて、やはり感覚が堅くなる。また、東京よりも関西の方がしっかりしている人が多いらしい。仕事を頑張るための明確な目標や確固とした自分があるか、という差も影響するらしい。
ただし、「相当に多そうだ」という感覚には、私の主観/好みが影響している可能性も否定しない。私はこういった姫の貞操感覚をリスペクトしており、ぶっちゃけて言うとそういう感覚を持っている姫が好きなのだ。何を隠そう今の馴染みが、この感覚についてかなりしっかりしている。私と馴染みはこの貞操感覚/気持ちの線引きについて何度か語り合ったことがある。「東京より関西の方が」「明確な目標を持ってる子の方が」というのも実は馴染みからの指摘だ。思い返すと、今の馴染み以外の昔通っていた姫にも、似たタイプの姫が多かった気がする。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごいっすね (まんたろう)
2010-03-01 18:46:31
このブログに感銘を受けた者の一人です。
アナタに影響を受けて東京のデリヘルと風俗を扱っているサイトを作ってみました。
がんばります
http://www.tokyo-delihel.info
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マジですか (朝鮮人参)
2010-11-02 12:02:29
昨日ブログを読みました。場所は違えど京都デリヘルをこよなく愛しています。
更新を楽しみにしてマス
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本当ならいいですね (桑マン2世)
2010-11-02 12:03:57
僕も姫の気持ちの線引きを敢えてこちらから越えようとは思わないですね。もちろん京都デリヘルhttp://www.kyoto-delihel.comでね
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