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第60回カンヌ国際映画祭 −カンヌのできごと−
第60回カンヌ国際映画祭
第60回カンヌ国際映画祭特集


ある視点部門、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキの『アクトリス』



コンペティションからは外れたけど、隠れた
名作を集めた、ある視点部門。

この部門にエントリーされた『アクトリス』
の上映会に行ってきました。監督、主演のヴ
ァレリア・ブルーニ・テデスキは、フランソ
ワ・オゾン監督の『ふたりの5つの分かれ路』
で知られるフランス女優。

はにかんだり、泣き笑いしたり、微妙な心の動
きをみせれば、抜群の魅力を発揮します。本作は、
ロシアの作家ツルゲーネフの戯曲に挑む舞台女
優の話で、まるで自叙伝といった感じ。メラ
ンコリーと可笑しさがほどよく同居した作品で、
観客から温かく迎えられていました。


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