Powered by goo

第60回カンヌ国際映画祭 −カンヌのできごと−
第60回カンヌ国際映画祭
第60回カンヌ国際映画祭特集


アーシア・アルジェントはカンヌの華



今年のカンヌでは、出演作3本が上映。カトリーヌ・
ブレイヤー監督の『Une Vieille Maitresse』では
古い愛人を、オリヴィエ・アサイヤス監督の『ボ
ーディング・ゲ イツ』では性の奴隷と化した女を、
アベル・フェラーラ監督の『Go Go Tales』ではス
トリップ嬢を演じている。ホラー映画の巨匠ダリ
オ・アルジェントを父に持つ、イタリアはローマ
生まれの31歳。正式にはアーシア・アリア・アン
ナ・マリア・ヴィットーリア・ロッサ・アルジ
ェントと長ーい名前を持っています。セクシーで
悪魔的な風貌 で、地元イタリアにとどまらず、
世界中の監督に引っ張りだこの女優さんです。

今年のカンヌではマスコミからの取材が殺到。
パパラッチに追われる日々だったようです。「も
うカンヌには、ほとほと疲れきったわよ。一日に
何度もドレスを着替えさせられて、メイクを直さ
れて、まるでクリスマスツリーのように着せ替え
人形状態なんですもの!」たまりかねて、映画祭
期間中にも拘わらず、6歳の娘アンナ=ルーの待つ、
ローマにひとっ飛びしました。「束の間の休息が
必要だったわ。カンヌの人々は狂気の沙汰で、ま
るでカンニバル(カンヌ+ハンニバルをつなげた、
アーシア流造語)と化しているんですから!」と
苦々しい表情を浮かべていたのでした。


Trackback ( 0 )



« カルロス・レ... 豪華スターの... »