笑うべからず
だがよ、世にまじめな人間は
キなり、最も不まじめな人間なり。
笑うべからず
〇と小夜子は子供たちが寝入ったの確認してから。
天さま、
陰陽五行のごとき陰陽、暗明。幸せ、不幸を考える。
人間の中に神を認め、不運の先に永遠の幸せを見つめ。
子供を見て、将来の生末を見。
今日と言う日は来るんだ。
待って、まって、とつまぐいて目あける。
は、キョ~ハん!
今日の一番の見せ場てんのに!
おっれない兄ちゃん。
私の気持ちはどうしてくれるのさ。
イヤ~ン、私の感情はどうしてくれる。
こんなしちゃう兄ちゃんじゃ、ものたりない。
今日はつれがいまして。
今日は来ることをまちかねたの。
このフンいき。俺にはトッとあいそうにもない。
今日でなくても、明日ていう日もあるんだから。
体がよろけ、ポイとはずして。
もてる兄やんに渡す。
かっか・・・とのりに乗ってるのに、いけず。
私の気持ちはどこに持ってたらいいかしら。
この子じゃ少し若くしかといって、おじんじゃ!
立つものもたたねやん。
しかたないから、私の力がかっかと燃えてきた
炎を消したあんたに消化してもろおうかしら。
日も遅いから早く帰ったら、お留守番している
いい人も、寂しがっている!
僕は彼の話を聞いて、耳を傾ける。
海べの水平線と雲を眺めている。
快晴の空は人もぼくも心を穏やかにする。
はるか遠くに太陽がギラギラと輝く
海べと鳥が飛んできた。カモメが海べの岸の上を
飛び去っていく姿に、ぼくは天空の青い空を見下ろす。
この辺りのビーチは波が荒く、波うち際に激しく岩を
たたいて砕く。ぼくは熱く日が照って輝いている。
熱い砂浜の中に指を入れて砂を握りしめて、さらっと指
のすき間から砂がおちていく。
それを何度も何度もくりかえしている。つまらない行動に
意味があるわけです。カモメは気がむくままに晴天を飛ぶ
ように。ぼくの行動も意味ない。しかし心をかきたてられて
しまう。
晴天のカモメも知らぬまま、天地しんずいのすがすがしい
気持ちが、あすはもっと素晴らしい日がくると。
今を楽しんでいるんだ。
幼稚園の子供の声が聞こえる中、空は晴れ
雲はあり、すみきった景色の写真を撮ってみた。
最近は雨も多く、草が成長してだんだん
伸びていたので、少し草を刈るつもりだった。
食事をして車に乗って丘の上に行ってみた。