なんて作ってみたけど、シーズンオフネタ切れ状態の苦肉の策だしこれで終わるかも・・・
昔、スキーを熱心にやってたときに「skier」って雑誌を結構買っていた時の話。
(すいません、ボードは出来ません・・・ やったことあるんだけど、緊急避難時にスキーと真逆の動きをするのが恐くて人に突っ込んで以来やってません;;)
もう、10年くらい昔になるのですが、当時アルペンの第一人者に木村公宣(きむらきみのぶ)選手がいました。
どんくらい第一人者かって言うと、長野五輪のときは世界の両手の指に入るくらいの第一人者です。
その、木村選手のインタビューの中で、
「日本ではミスをどれだけ少なくするかでタイムを削ろうとするけど、(ノルウェーとか)海外の選手はいかにスキーを早く滑らすかに力を注ぐ」(うろ覚え)
ってなニュアンスの話をしてたのをちょっと思い出しました。
テレビで、アルペンスキー見たことがある人はわかると思うんですけど、ちょっとしたエッジの掛け方や斜面の状況、足首の角度でちょっとずつタイムをロスしていくんですよ。だから、完璧な滑りをしようとすればするほどドツボにはまる可能性が高い。テレビの解説なんかでも、今ここでこういうミスをしたからタイムがこれだけ落ちるって言う解説はあるんですけど、この滑りをするからこれだけタイムが伸びるって言う解説は無いんですよね。(昔、どこかのテレビ局でノルウェーのオーモット選手の回転での旗門への進入角度が日本の選手のそれと違うって言う話を、オリンピック特番とは違う番組で見たくらい。)
実は、これは他のスポーツにも当てはまるんじゃなかろうか・・・
つまるところ、日本のスポーツが目指しているところが、変わり行く時代の中で古きよき時代の完璧さを目指しているあまり、諸外国から遅れを取っているのではなかろうかと・・・
バスケットで言えば、例えばパスとかシュート。確かに基本は大切だけど、その基本に凝り固まってはいやしないだろうか。NBAの選手は確かにバスケットの選手としては別格かもしれない。じゃあ、その選手たちが、みんな同じフォームでパスなりシュートなりをしているかと言えば割とそうでもない。(まあ、ショーン・マリオンなんかはちょっと別格だけど)
大事なのは、完璧なフォームを身につけることじゃなく、シュートの成功率をいかに上げることなのかなと。
ふと、思い出したインタビューの中にそんなことに思いを馳せたりしてみました。
あ、でも基本は大事ですからね。
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