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そらとPornograffittiと♪

多趣味だけど一番続いている趣味はポルノグラフィティ☆

そらとポルノ 2000 B

2007年11月30日 20時01分00秒 | 1999~2006


もちろん、バラードだけでなく、まとわりつくリズムのハードテイストな曲も

気持ちいいとやりすぎのギリギリのラインでかっこいい

やってる方も楽しいけど聴いてる人も気持ちいいでしょ?のライン

ファーストアルバムということもあって、アレもコレも音をいじくり倒してるとこがまた可愛い

レコーディングはさぞ楽しかったことでしょう

彼らの音楽性にも表現力にも感心したのはもちろんだけど、
このアルバムを総括した人がすごいなぁ~と。またまたへんなとこに気持ちが飛んでった

楽曲がしっかりしてるのは当たり前のこととして 13色のクレヨンを箱詰めしたような

このふり幅の広い曲たちをつながりを持たせながら際立たせていく作業は楽しい反面苦労だったろうなぁ。

このアルバムに出会えてよかったなぁ 

こういう出会いってなかなかないんだよね。

それからと言うもの頭の中ではずっとずっとぽがまわってる始末

FCの連絡先もブックにあったけど・・・どうしよう。

ファン層は若い子対象なのかしら?うーーーん、悩むなぁ

でもチケット取り易いのはやっぱりFCだよね。

ちょっと大人だけどいいよね?

そんなことを考えながら過ごしていたある日。。。

サウダージが新曲として流れてきた    

もう止まらない。


型にはまろうと頑張ってた自分を捨てた。

しばらくして最初の会報が届いた

しっかりめのスーツですましている3人 七五三みたい

しっとりした曲だから衣装も合わせてるのね。 

姉ちゃんの結納の席に並ばされた弟みたいな感じ


その会報でラジオ番組があると知り、「聴いてみよ~」と思ったのはいいけど、

これまた家中どこを探しても電波の入りが悪い

ノイズだらけの向こう側では あの・・・あの3人が屈託なく 

常にヤバめな空気をはらんではしゃいで喋っていた


限界ポルノラジオ あまりTVに出ない3人と会える(?)のはそこだけだった。

毎週どうやったらクリアに聞こえるか試行錯誤してた。

そんなことに必死になってる自分が可笑しくも楽しかった

そして待ちに待ったライブの案内が届いた。 

2枚 

もう友人に声はかけてあった。

彼女も興味津々らしい。

ジャパンツアー 渋谷公会堂  

記念すべき初なまポルノに逢える日がきた

グッズに列を作って並んでいるのは、今どきの女の子たち

やっぱりちょっと場違いか

でも久しぶりの日本語のライブというのも手伝って友達とちょっと興奮状態

それにドラムがポンプさんっていうのがポイント高いと思ったら

なぜかポンプさんよりスリムでお若い男子が・・・このツアーのドラムはタカシくん

ポルノメンバーよりも年下ということもあってみんなに可愛がられてましたっけ。

もちろん ライブは 笑いあり笑いありボケありで終始気が抜けるとこがなかった。

このとき「新しい曲ができた!」と言って聞かせてくれたのは『狼』

そのときにオリコノ浜という名前をきいた。まさかほんとにあったとは・・・

そういえば、タイミングもあるんだろうけど新曲はライブで初披露って多いよね

それだけファン思いってことなのかしら。

演奏はまだまだ荒っぽいところもあるけど

見て!  聴いて!  楽しんで!! とサービス精神に溢れたステージだった

つい気張りすぎてしまう前の3人を、ベテランのサポート陣がフォローしている姿が

彼らがいい環境にいることを教えてくれた。

学園祭の延長で彼らを見ている。 

なんだかとっても爽やかで親密な時間だった。

途中のMCでは「ドリフの公開放送のやっとた」と言ってもらえて喜んだのもつかの間

「今そうそうって頷いたのはアダルトじゃね こらーーえんやこら踊るぞ~

訛りをそのままに喋る彼らはこの会場を自分たちのペースに巻き込んでいった。

Tamaちゃん、MC中によく「わし、知らん」的なポジションで 昭仁に「Tama、参加して」って言われてたのがどうしようもなくアタシのツボだった

CDを聴いたときから参加したかった FU FUも出来たし、3人の個性が織り成す音に五感が鋭くなっていく。

こんな風に踊ったのは何年振りだろうか。終わって会場を出るときに「楽しかったねぇ」って言えるライブは久しぶりだった。

一緒にライブにきた友人は「アレ(昭仁)は前に体育の先生でもしてたの?」

もう拍手もの 

たしかにライブに来たというより体育祭のノリだったね

「ポルノいいねっ また来ようね」友人のその一言がとても嬉しかった。

アタシの踏み出した一歩が階段をひとつ 確実に登ったように感じた。

エアロもBONJOVIもかっこいいけど、絶対そばにいけない距離はそこに歴然としてあって

盛り上げ上手なステージングに安心しつつも 何年も会えない王子様を今この瞬間に感じられる切ない恋をしているのと同じ。

ただ待っているだけの儚さ。

でも、ポルノはまだこれから大きくなるだろう。

彼らの周りには彼らのいいところを見ていてくれる仲間がいる。

出来るだけやりたいようにさせてあげよう そんな心遣いを感じてた。

おこがましいとは思うけど、育っていく姿をつぶさに見ていたい そう思った。

これからの彼らの人生を含めて、音楽との関わりあいに興味があった。

さぁ、次はなにを見せてくれる? なにを聴かせてくれる? 

そんな思いを誰にも話せないまま

半年後 もう 彼らは手の届かない大きな人たちになっていた。













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そらとポルノ 2000 A

2007年11月30日 20時00分58秒 | 1999~2006
それからしばらくは慌しい毎日に追われポルノのポの字も思い出さなかった。

大晦日以来TVで彼らをみることもなかったし、積極的に姿を追う作業もせず半年が過ぎた。

子守唄代わりのTVから流れてきた声に頭の奥が反応した。

「あの子の声だ」

曲調はPOPだけど、滑舌のよいキレのある声

へぇぇぇ~ CMタイアップになったんだぁ 前回の曲とイメージが随分違うけどこのほうが明るくて似合ってるね

なんて曲なんだろう・・・全部聞いてみたいな。歌番組をチェックしてみるか。

もうすでにポルノに支配されているともしらず 能天気なアタシ

偶然みた歌番組で全曲聴くことができた。
ミュージック・アワー

渚のDJ目線の歌詞が可笑しい。夏は毎年くるけど、今年の夏は一度きり。
臆病にならずに楽しんで

物の見方・切り取り方がアタシの気持ちいいとこをくすぐる。
作詞はダレ?ライターさん? ん・・・ハルイチって。誰

気になるものの中々彼らを追いかけることが儘ならず、TVアニメで
ヒトリノ夜 を聞いた。

またまた違ったCOOLな曲。うん、好き

3曲聴いてこの子たちの曲に興味がでてきた。
シングルでこれだけの色を出せるなら他の曲はどうなんだ?
だいたいシングルに力を入れすぎて、アルバムで裏切られるパターンは多い

買うのはまだやめて、とりあえず借りて聞いてみよう。
じゃないとうちのCDラックはもうテトリス終了状態
これ以上無駄なものは増やせない。
外せない思い出の曲たちはなにものにも変えられない。

折を見てロマエゴとM・アワーを借りてきた。

Jazz upを聞いて爆笑した
ある!ある!!予定はA君なんだけど、待ち合わせ場所に向かう途中でB君と遭遇
どこ行くの?と聞かれてもホントのことは言えないし・・・かといって何となくこのままサヨナラももったいないし。
いっそ、連れてく でもそうしたら彼らの立場から説明しないとなぁぁ~
めんどくさいなぁぁ

欲望のままに突っ走るこの曲でアタシの中のポルノグラフィティは邦楽一番をGETした

シングルはカッコつけてるけどこっちが本質なんじゃん

なんとなく、自分の勘が間違っていなかったことが誇らしかった。
チャートじゃなくて自分の心が彼らに惹かれたことが嬉しかった。

時代を斜にみたり、傷ついた心をそのままに書いた詞はメロディと相まって
ひとつひとつが色をつけた画となって目の裏で感じ取れる。

そのときひとつのフレーズが浮かんだ
百万人の為に歌われたラブソングなんかに ボクは簡単に自分を重ねたりはしない

その宣戦布告に小さく笑って、
なら、ありきたりのバラードは書かないんだよね

曲を聴きながら誰に言うともなく思った。

ライオン もデッサン#1も憂色もとても好き
情景の切り取り方が自分の目線なのにそこに気持ちを落ち着ける事なく
どこか冷めた それでいて人恋しいと言っている。
この子は一体どんな人生を送ってきたんだろう。。。ちょっと心配

でも、最後のロマンチストエゴイストで立場が逆転した。

それまでは、あ~~わかる。そんな時ある。って思ってた

最初の歌詞で真っ白になった。

なんで アタシが必死に沈めた気持ちを今さら・・さわんないでよ

過去と今のギャップを埋めるべく冷めた恋愛感とともに生きてきたのに。
でも、もし、アタシのそばに こんな風に踏み込んだりなじったりしないで
そっと寄り添ってくれる人がいたら もう少し素直になれたのかも。

その時に恥ずかしげもなく泣けたら今もこんなに亡霊に怯えなくてすんだのかも。

答えに〇印はつかなくても 100点の別れじゃなくても

いまより少し楽になれたのかも。

とっくの昔に墓場行きのチケットを渡された想いたちがアタシの奥深くで泣き出していた











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そらとポルノのな・れ・そ・め 1999

2007年11月30日 20時00分57秒 | 1999~2006
1999年大晦日 時間はもう元旦だったと思う。


子供じゃないけどなんだか大手を振って夜更かしが出来るこの日に簡単に寝てしまうのはもったいない気がして

TV画面のお祭り騒ぎをザッピングしながらチャンネル6にした。

CDTVの年越しライブが流れてた。

誰が出ていて、どんな歌が流行っていたかも思い出せないのに、その映像だけは今もハッキリ覚えている。

たしかバックにエンジ色の緞帳があって手前に黒を基調にした衣装で男の子が3人立っていた。

画面の下にテロップが。
「アポロ」 ポルノグラフィティ

ポルノグラフィティだって  エクストリームの? でも雰囲気はロックぽっくないね

あの時代はバンドブームの名残りもあり、それでいて様々なジャンルが横並びでどれも今はこの波という明確なHITはなかったように思う。

TVで音楽を聞かなくなってた自分には、町に流れている歌に心を惹かれるということはなかった。

自分が気持ちよくなれるジャンル・アーティストが決まっていてそれ以上はとくに望んでいなかった。


そして、イントロ待ちをしている3人はとても小さく見えた。

ボーカルとギターは20歳くらいかな~ ベースはちょっと年上23、4ぐらい?


イントロが流れた   「へっ??」

なんだか懐かしい匂いのするシンセの音

ぼっくらの生まれてくる ずっとずっと前にはもう~

こんなに可愛い子たちなのにコミック系?? でもいい声してるね。

みんながチェックいれてる限定の君の腕時計はデジタル仕様

な、ながい・・・どこでブレスいれるの?肺活量が平均の2倍あるとか

このボーカル、顔は幼いのに目がギラギラしてる。こわいな~

畳み掛けるような歌詞と機械的な音質と言葉の辛辣さにいつの間にか見入っていた。

「よく回る口だな~頭蓋骨に皮がはりついたような顔してるから血管みえるし・・・
歌い終わって倒れないよね?大丈夫だよね??」



ボーカルの圧力に圧倒されていたから、間奏に入ってようやく演奏に耳を向けた。

ギターもベースも音に気を配って丁寧で情熱的。

ギターの子はちょっとシャイなのかしら?もっと前に出てもいいんじゃないかな~

ただ演奏しているだけなのになぜかこのとき

この子 すんごいギターが好きなんだなぁ~ と感じた。

それ以上は言葉に出来ないんだけど、ほんとに直感で。ついでに女の子にも優しいなと。

ベースは  上手い。丁度いい絡み具合。これ以上でも以下でも色を失ってしまう。

聞いていて安心しながら高揚できる そんな感じだった。

耳は音をたどり、目は姿を追い、頭はポルノグラフィティを分析しにかかってた。

たぶん1曲だけ演奏してポルノグラフィティはお辞儀をした。

そうか、ボーカルとギターが従兄弟同士でデビューのために
このベース(スタジオミュージシャンだと思った)とセットUPしたんだ。

この子たち 楽しいかも

真夜中にいろんな回路を使いすぎてと~~っても疲れた

布団にもぐりこみながら歌い出しの歌詞を思い出してはニヤニヤし、
今見たライブを頭の中で繰り返していた。

ポルノグラフィティ  なんかオモシロそうだね

ちょっと気にしてみようかなぁ~

アタシが好きになるバンドってすぐ解散するから困るんだよね

ポルノグラフィティ ポルノグラフィティ ポルノグラフィティ

覚え易い名前でよかった~~明日エクストリーム聞こうっと。 就寝。。。













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