きっとharu☆jpの更新はしばらくないだろう・・・なんて気を抜いていたわ

ひとつ前の日記について書こうと思っていたので、引き続きharu☆jpにご返信

宿を任された僕は、母に楽しんでもらいたくて頭を悩ませました。
旅に出るってワクワクする。自分の旅ならわがままに好き放題のプランで

誰かと一緒ならお互いが優しい気持ちになれるように

サービス精神旺盛なharuちゃんなら悩むのもわかるわぁ

美味しい・ゆっくりにプラスしたアクセントがいにしえ。
アタシも18歳の冬に行きましたよ。お泊りではなくて学校行事で。
それまでも何度か外観は見たけど、中はharuちゃんの言うように豪奢な造りで
紺色の制服の少女たちはその空気の重さに身を小さくしてましたっけ。
調度品のひとつひとつがとても価値のあるものというのも、その空間を特別なものとして彩っているのだけど
やはり一番は「手をかけてある」ということがあらゆるところに感じられたこと。
職人の細工はもちろん、毎日丁寧にふきあげた艶は積み重ねた時間を教えてくれた。
ぼんやりとした明かりの中にいる少女たちは、少し寂しげで薄っぺらく見えたっけ。
ダイニングテーブルについて食事のマナーの説明を受けているときに頭に浮かんだのは・・・
haruちゃんのお母様と同じように祖父の昔の家だった。
畳にちゃぶ台とは似ても似つかない風景なのに、自分のまわりの空気は同じように感じたよ。
寂しい気持ちや切ない気持ちも手伝って、初めてなのに懐かしい。
そんな気持ちにさせてくれたの。
きっとharuちゃんのお母様もそんな気持ちじゃなかったのかなって思うんだ。
今ではなかなか思い出せない子供のころの自分に戻れたんだと思うよ。
それを見せられる親子っていいなってアタシは思ったけどね。
haruちゃんはただお母様に喜んでもらいたかった。
だから一生懸命付加価値のあるものを探した。その気持ちはちゃんと届いているよ。
でも・・きっとお母様は息子と過ごせるならどこでも良かったんだと思うの。
母と子に戻れるところならどこでもね。
親ってそんなものです

仕事があって、いそがしいながらも毎日健康に過ごして、折にふれてはこうして思い出してくれるのなら
じゅうぶん親孝行だと思います。
あとは・・・


もしまた箱根に御用があれば、次は芦ノ湖畔の山のホテルはいかがでしょう

5月から6月にかけて、つつじ 石楠花 薔薇とお庭が見事な彩りですよ

近くには成川美術館もあるし

のんびりと自然とゲージツを堪能できますよ
