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Gestsなのにプロファイルが残ってしまう(その2)

2006-09-21 12:32:20 | Windows管理者の悩ましき日々
ひょんなことから無料でインシデントを入手したので、本件をマイクソソフト社に問い合わせた。
しかしながらMS社の回答は予想通りで、グループポリシーの「一時記憶された移動プロファイルのコピーを削除する」を有効にすることで要求を満足できるとのこと。

うちの環境では当該項目は既に有効にしており、プロファイルが残ったり残らなかったりだ。
特にスペックの低いPCで再現性が高いが、コレといった切り分けは出来ていない。

ひどい時には1つのユーザーで2つのプロファイルが出来てしまう場合がある。
その現象を以下に要約する。

1.ユーザーAでドメインにログオン
→ "C:Documents and SettingsユーザーA" フォルダが生成される

2.ログオフし、ユーザーAでドメインに再ログオン
→ "C:Documents and SettingsユーザーA.ドメイン名" フォルダが生成される

試しに C:Documents and Settings フォルダ内のユーザーフォルダの削除を試みるが以下のエラーが発生する。

#ntuser.datを削除できません。
#ほかの人またはプログラムによって使用されています。
#ファイルを使用している可能性があるプログラムがある
#プログラムをすべて閉じてから、やり直してください。

デッドロックだ。

openfilesコマンドで排他ロックしているプロセスを調べるが、ntuser.datファイルを使っているプロセスは見つからなかった。

役に立たないコマンドだ。

他にネットワークドライブのファイルを大量削除した場合に同様のメッセージが表示される場合があるが、これはファイルのアクセス履歴を取得するセキュリティ対策ソフトが起因していることが分かっている。

試しにそのセキュリティ対策ソフトをアンインストールすると要求通りの動作(=プロファイルが残らない)になる事を確認した。
5回ほど連続してログオフ&ログオンを繰り返すが、問題なく削除される。

よってセキュリティ対策ソフトのメーカーに本件をエスカレートいるが、そのメーカーの環境では当該ソフトをアンインストールしてもプロファイルが残ってしまうことがあるそうな。

どうやらWindowsのせいにしたいらしい。

この問題は長期化しそうだ。


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