ヨッシーの部屋

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たった1日で、こんなに!

2008-05-29 19:09:36 | Windows管理者の悩ましき日々

OEはその仕様上、複数のメールを単一のファイルに蓄積します。

受信トレイに溜まっているメールは、「受信トレイ.dbx」というファイルに集約されます。

メールを溜めすぎると、各.dbxファイルのファイルサイズが肥大化します。
肥大化して2ギガバイト近くになると、そのフォルダは開けなくなります。
その内容はMS社も正式に広報しています。
http://support.microsoft.com/kb/903095/ja

受信トレイが肥大化すると新規メールを受信できなくなります。
送信済みアイテムがするとメールを送信できなくなります。

とんでもない仕様です。

回避するには、メールを削除(または他のフォルダに移動)し、フォルダの最適化操作を行います。
削除(または移動)しただけではダメです。
最適化操作を行って、始めて.dbxファイルのファイルサイズが小さくなります。

私の勤務先ではメールを溜めすぎて助けを求めて来るユーザーが沢山居ます。
「削除と最適化を定期的にやってくれ!」と何度も広報しているのに、やってくれません。

人のデータを数ギガバイトもメンテするのはかなり神経質になるのに....

頭にきたので、
ログオンスクリプトで各.dbxファイルのファイルサイズを調べ、
危ない場合は警告メッセージを出すようにしました。



また、システム管理者宛にメール報告するロジックも組み込みました。
メールで報告される内容は↓こんな感じ↓です。



数週間観察し、改善しないユーザーには、しかるべきルートを用いて業務改善命令として勧告します。

同様の事象でお困りのシステム管理者がおりましたら、ソース提供いたします。


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