見出し画像

Retro-gaming and so on

ヒカルの碁

碁は難しい。
いくらプレイしてもちっとも上手くならん。

入門向けサイトはウッテガエシとオイオトシを覚えたらあとは好きにしろといった印象のものが多く
初心者からするとそこから先の導線が途絶えてしまっているように感じます。
正直何から手を付ければいいのかさっぱりです。

すんげぇ良く分かる。
多分囲碁程「自習向きじゃないゲーム」もねぇんだよな、多分。
例えば囲碁入門で行われるトリッキーな「手筋」と呼ばれるモノ。

ウッテガエシ:



オイオトシ:


ほーっと感心するわな。芸術的と言って良い程である。
ただし。
問題はこれらが「決まり手」になるように相手を追い込む「打ち方」が分からないのだ。要するにこれらはこのままだと単なる机上の空論である。
特に上例でのオイオトシなんかを見てほしい。黒が9石、白が7石、が初期条件なんだが、こんな事はフツーあり得ないでしょ。何故なら囲碁は交互に打っていくわけで、基本的に互いの石の数は同数±1で推移していくわけだ。だからそう簡単に片方がハマる状態になるわけがないのである。

だから囲碁が上達するにはやっぱ指導碁が必要なのではなかろうか。

この囲碁の訓練ばっかはコンピュータ囲碁でもいまだどうしようも無い範疇じゃないか、って思っている。正式に囲碁に使われる19路盤でコンピュータに打たせるといまだ遅いからだ。
じゃあ、それより小さな盤だとどうなんだ、って話になるわけだが・・・・・・。
ところが、例えば9路盤、なんかじゃぶっちゃけ、定石が変わってくると思う。色々コンピュータ相手にプレイしてみると、9路盤だと先手で初手天元が圧倒的に勝率が良い気がする。そしてそんなのは19路盤じゃ通じない手法なのだ。


9路盤だと当然中央から端までの距離が短い。従って、初手天元にしておいて、相手を分断(具体的には盤面を四分割でも)するようにだけ動いていけば基本簡単に勝てるのである。そして、この作戦は13路盤以上では全く通じないのだ。

藤原佐為が言うような「流れが分かる」ように打つのは極めて難しく、このゲームボーイアドバンス盤をいくらプレイしてもそんな境地には正直到達しない。
囲碁と言うのはホント、習得するのが極めて難しいゲームだ、って実感している。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「ゲームボーイアドバンス」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事