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Retro-gaming and so on

デビルクラッシュMD

エイリアンクラッシュに続くグロピンボール二作目。
原作はPCエンジン版デビルクラッシュで、例によってコンパイル制作・ナグザット販売で、前作エイリアンクラッシュの二年後、1990年に発売されている。
そこから1年後、1991年にどういうわけか、これだけ、メガドライブに移植されたわけだ。移植したのはテクノソフトと言う会社。
しかし、これにより、結局、このグロいピンボールのシリーズとしては最大のヒット作となる。日本じゃピンと来ないが、アメリカのコンソール市場の50%近くを押さえたメガドライブ(米名ジェネシス)で、名前を変えてすぐさま紹介され(Dragon's Furyと言う名前に変更)、アメリカのピンボールファンを虜にしたらしい。




エイリアンクラッシュに対する進歩としては、今回はピンボールの面上で「敵キャラ」がウロチョロしてるトコ。そいつに玉をぶつけて消失する、と言う、言わばシューティング要素が導入された辺りだ。
もはや正統派のピンボールとは全く言えないが、これが欧米のゲーマーにバカウケしたらしい。



面的には基本、モニタ3個分が縦に繋がってるようなカンジで、なおかつボーナスステージもある、と言った凝りよう。確かにゲーセンでアナログなピンボールの達人として鳴らしたゲーマーには凄くハマるだろう「挑戦状」に見える。

なお、ゲームとしてはエイリアンクラッシュよりも複雑化した為か、「ピンボール ピンボール」や「ピンボールファンタジーズDX」のようなスクロールするタイプになっている。
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