◇「えがおのゆくえ」
＜あらすじ＞
若年性のアルツハイマー型認知症と診断された晴海（森下愛子）は、
純（夏菜）と病院に通うようになる。
純は正（速水もこみち）や剛（渡部秀）と今後の相談をするが頼りにならない。
「里や」では酒浸りの女性客（朝加真由美）から自分を笑わせてくれと依頼され、
あれこれ試すがどれも失敗に終わってしまう。
晴海の認知症は次第に進行し、晴海は純に財布をとられたと騒ぎだす。
純は晴海に宮古の気分を味わってもらおうと、
両親のマンションを宮古島風に飾り替えるが、
帰ってきた善行は宮古には絶対に戻らないと激怒。
純は余計なことをするなと正と剛に責められるが、
剛が目を離したすきに晴海が行方不明になる事件が起こり、
晴海は「里や」で生活することに。
しかしある夜、晴海が暴れてしまう。
純は、逃げていた善行（武田鉄矢）を探して晴海と向き合うように懇願する。
帰宅し初めて晴海に向き合って謝罪し、
ずっとそばにいて面倒を見ると伝える善行に晴海は礼を言うが、
突然混乱し、善行を指してこんな人は知らないと大騒ぎする。
善行はショックのあまりまた家から逃げてしまい、
純はまたも正と剛に責められるが、
今は喧嘩をせず母のために力を合わせようと呼びかけるのだった。
放送回数が１００回を突破…ほんと時が過ぎるのはあっという間ですね。
晴海さんの若年性アルツハイマー問題とじっくり向き合った１週間。
いつか自分の身にも…と考え始めると、
『任侠ヘルパー』の世界へ！となるのがわかりきっているので、
お先真っ暗…みたいな？ハハハ…(;´Д`)
初めて介護問題と直面する戸惑いの描写がリアルに感じられ、息苦しくなりました。
全部自分でなんとかしなきゃ！と空回りする純ちゃんが痛々しく、
もっと周りに目を向けて人を信じてみようよ…と言いたくなりましたが、
２３歳ならいっぱいいっぱいになってしまって当然なんですよね。
年齢に関係なく、最初から上手く対応できることなんてありませんし。
パニックに陥った母親から詰られ、
兄と弟からは「余計なことをするな！」
と、責められながらも逃げずに向き合い続ける待田純を尊敬します。
１００話の晴海さんと多恵子さんの会話の中での純ちゃんへの感謝の言葉は、
端からみると勝手な毒親の言い分に思えても、
純ちゃんにとってはすごく嬉しい救いの言葉だったに違いありません。
“里や”で落ち着くことになると思いきや、再びパニック…。
これはもう、こういう病気だとしか言えないという感じ。
まぁ、配慮が足りなかったということが大きいのでしょうけど。
だから、純ちゃんを悪者にして責め立てる正と剛にイライラ。
兄弟だけではたちゆかなくなり、
逃げ出した善行を探しに行くべきだと純ちゃんに諭す際の愛くんの、
「今こそ大人になる時」という言葉が純ちゃんの心にきちんと届き、
それが善行を動かすという一連の流れが素晴らしく、
１話から見てきた純ちゃんの目覚ましい成長ぶりに感動しました。
人が成長する姿って美しいですね…(;_;)
「そのままでいてください」という願いと一見矛盾するようにも感じますが、
純ちゃんが嫌だった「大人になる」ことと、
愛くんの言う「大人になる」は全く違ったものであり、
前者は本音と建前を上手に使いわけて自分が納得できないことでも
その場を取り繕うために唯々諾々と従う生き方をする大人。
後者は意志を貫くための武器として自分の意見だけを押しつけず、
相手のことをまず考える大人になることによって、
変わらずにいられるという意味なんじゃないかと。
あと、漢字で「大」「人」と書くので、
全てを受けとめられるような大きな人になるという意味もあるのかも？
家に戻り、妻と向き合おうとした善行…。
晴海さんから自分が忘れられるというショックから、
再び逃げ出していく姿がとても哀れでしたが…自分が招いた結果なんですよね。
…辛くても向き合い続けることが大切なのでしょう。
私にはとうていできそうもないので、逃げたければ逃げればいいさ…なんて。
でも、それだと何も得ることはできないのもまた事実。
逃げずに向き合い続けることで何かが変わるのだと思わせてくれたのは、
１００話の多恵子さんと愛くんの対話でした。
鉄の鎧を脱ぎはじめた多恵子さんを、前髪で目を隠さずにまっすぐ見つめる愛くん。
…断絶していた８年間とその後の反目を考えると、
ものすごく大きな一歩を踏み出せたのだと胸が熱くなりました。
いつか待田家で鍋を囲む日がくることを願わずにいれません。
ツンデレなのか本気かわからない多恵子さんの鍋嫌いが本当なら、
チーズフォンデュでも可(笑)
先週から多恵子さんが素敵すぎて痺れまくり♪
誠ちゃんと剛が以前のような関係性に戻れたのも嬉しいですし、
土曜日の純ちゃんの掌へ書いた「大人」という字を洗い流してあげながらのシーンは、
名場面ベスト３に入る勢い…と重いながらも見所満載で大満足でした。
愛くんみたいな旦那さんが欲し…くないかな、
隣の独身女性を看病しちゃうような野郎は(,,#゜Д゜):∴;'・,;`:ゴルァ!!
という怒りもあったことを最後に思い出しました。
隣の山田のことを考えると腹が立って仕方ないないので脳内削除することにしますｗ
ではでは
＜あらすじ＞
若年性のアルツハイマー型認知症と診断された晴海（森下愛子）は、
純（夏菜）と病院に通うようになる。
純は正（速水もこみち）や剛（渡部秀）と今後の相談をするが頼りにならない。
「里や」では酒浸りの女性客（朝加真由美）から自分を笑わせてくれと依頼され、
あれこれ試すがどれも失敗に終わってしまう。
晴海の認知症は次第に進行し、晴海は純に財布をとられたと騒ぎだす。
純は晴海に宮古の気分を味わってもらおうと、
両親のマンションを宮古島風に飾り替えるが、
帰ってきた善行は宮古には絶対に戻らないと激怒。
純は余計なことをするなと正と剛に責められるが、
剛が目を離したすきに晴海が行方不明になる事件が起こり、
晴海は「里や」で生活することに。
しかしある夜、晴海が暴れてしまう。
純は、逃げていた善行（武田鉄矢）を探して晴海と向き合うように懇願する。
帰宅し初めて晴海に向き合って謝罪し、
ずっとそばにいて面倒を見ると伝える善行に晴海は礼を言うが、
突然混乱し、善行を指してこんな人は知らないと大騒ぎする。
善行はショックのあまりまた家から逃げてしまい、
純はまたも正と剛に責められるが、
今は喧嘩をせず母のために力を合わせようと呼びかけるのだった。
放送回数が１００回を突破…ほんと時が過ぎるのはあっという間ですね。
晴海さんの若年性アルツハイマー問題とじっくり向き合った１週間。
いつか自分の身にも…と考え始めると、
『任侠ヘルパー』の世界へ！となるのがわかりきっているので、
お先真っ暗…みたいな？ハハハ…(;´Д`)
初めて介護問題と直面する戸惑いの描写がリアルに感じられ、息苦しくなりました。
全部自分でなんとかしなきゃ！と空回りする純ちゃんが痛々しく、
もっと周りに目を向けて人を信じてみようよ…と言いたくなりましたが、
２３歳ならいっぱいいっぱいになってしまって当然なんですよね。
年齢に関係なく、最初から上手く対応できることなんてありませんし。
パニックに陥った母親から詰られ、
兄と弟からは「余計なことをするな！」
と、責められながらも逃げずに向き合い続ける待田純を尊敬します。
１００話の晴海さんと多恵子さんの会話の中での純ちゃんへの感謝の言葉は、
端からみると勝手な毒親の言い分に思えても、
純ちゃんにとってはすごく嬉しい救いの言葉だったに違いありません。
“里や”で落ち着くことになると思いきや、再びパニック…。
これはもう、こういう病気だとしか言えないという感じ。
まぁ、配慮が足りなかったということが大きいのでしょうけど。
だから、純ちゃんを悪者にして責め立てる正と剛にイライラ。
兄弟だけではたちゆかなくなり、
逃げ出した善行を探しに行くべきだと純ちゃんに諭す際の愛くんの、
「今こそ大人になる時」という言葉が純ちゃんの心にきちんと届き、
それが善行を動かすという一連の流れが素晴らしく、
１話から見てきた純ちゃんの目覚ましい成長ぶりに感動しました。
人が成長する姿って美しいですね…(;_;)
「そのままでいてください」という願いと一見矛盾するようにも感じますが、
純ちゃんが嫌だった「大人になる」ことと、
愛くんの言う「大人になる」は全く違ったものであり、
前者は本音と建前を上手に使いわけて自分が納得できないことでも
その場を取り繕うために唯々諾々と従う生き方をする大人。
後者は意志を貫くための武器として自分の意見だけを押しつけず、
相手のことをまず考える大人になることによって、
変わらずにいられるという意味なんじゃないかと。
あと、漢字で「大」「人」と書くので、
全てを受けとめられるような大きな人になるという意味もあるのかも？
家に戻り、妻と向き合おうとした善行…。
晴海さんから自分が忘れられるというショックから、
再び逃げ出していく姿がとても哀れでしたが…自分が招いた結果なんですよね。
…辛くても向き合い続けることが大切なのでしょう。
私にはとうていできそうもないので、逃げたければ逃げればいいさ…なんて。
でも、それだと何も得ることはできないのもまた事実。
逃げずに向き合い続けることで何かが変わるのだと思わせてくれたのは、
１００話の多恵子さんと愛くんの対話でした。
鉄の鎧を脱ぎはじめた多恵子さんを、前髪で目を隠さずにまっすぐ見つめる愛くん。
…断絶していた８年間とその後の反目を考えると、
ものすごく大きな一歩を踏み出せたのだと胸が熱くなりました。
いつか待田家で鍋を囲む日がくることを願わずにいれません。
ツンデレなのか本気かわからない多恵子さんの鍋嫌いが本当なら、
チーズフォンデュでも可(笑)
先週から多恵子さんが素敵すぎて痺れまくり♪
誠ちゃんと剛が以前のような関係性に戻れたのも嬉しいですし、
土曜日の純ちゃんの掌へ書いた「大人」という字を洗い流してあげながらのシーンは、
名場面ベスト３に入る勢い…と重いながらも見所満載で大満足でした。
愛くんみたいな旦那さんが欲し…くないかな、
隣の独身女性を看病しちゃうような野郎は(,,#゜Д゜):∴;'・,;`:ゴルァ!!
という怒りもあったことを最後に思い出しました。
隣の山田のことを考えると腹が立って仕方ないないので脳内削除することにしますｗ
ではでは