木曜時代劇『ぼんくら』第３話。

第3話【やってきた迷い子】
鉄瓶長屋に突然現れた迷子の長助は、満足に言葉がしゃべれない。
井筒平四郎（岸谷五朗）は、そんな長助の素性を探り、親元に帰してやろうとする。
長助の素性を知る老人を捜し当てた佐吉（風間俊介）が平四郎と共に話を聞くと、
鉄瓶長屋に住む通い番頭の善治郎（徳井優）が、本当の父親だという。
善治郎は奉公先の主人の「お手つき」女性と一緒になるため、
それまで関係のあった長助の実の母を捨てたのだった...。


迷子の長助の身体を洗ってあげる佐吉に萌え～(爆)
…ふざけた入りですみません。
でも台詞まわしとかすごく男前でカッコイイんですよね、佐吉。
若いけど苦労してきた分、言葉に重みがあるというか…。
毛嫌いするお徳さんの気持ちがさっぱりわかりません！
…って、言い過ぎかもしれませんけど。

長助の実の父親、善治郎の仕打ちは酷いながらも、哀しい人だと同情する面も…究極の社畜!?
でもそうしないと生きていけないから主人お下がり愛人と、
血の繋がりのない娘との生活を幸せだと思い込んでいる感が痛々しく見えました。
血の繋がりとか関係なく、長助が佐吉と幸せに生きていくことができますように(＞人＜)

新たな不穏分子の“おくめ”さん。
…第２話の娘さんが岡場所に行っていた場合の将来の姿だったりするのでしょうね。
平四郎は春を売りすきて考え方が「女」ではなくなってしまったのだと言っていましたけど…。
お徳さんの旦那と関係を持っていたことをあえて告げるあたり「オンナ」だよな～とか。
平四郎の言う女＝妻であって、遊び女は「女」という認識から排除されているということなのかも？
…こちらもまた哀しい話です。

どちらの話も現代に通じる問題だと改めて思ったり。
しかし久兵衛さんの思惑が謎です。
新キャラの”おでこ”ちゃん、なかなか可愛くて味があります。




ではでは