接待旅行:門真市元部長ら、出張詳細報告せず

2014-06-09 | 他の事件
接待旅行:門真市元部長ら、出張詳細報告せず

2013年12月30日 09時59分

大阪府門真市の元都市建設部長(64)ら2人が、地元不動産会社の社員研修旅行に公務の出張として参加した問題で、業務の中身や経費の詳細など出張内容を2人が市に報告していなかったことが分かった。

市が29日に記者会見して明らかにした。

出張申請と違う高級旅館に宿泊するなどしていたが、市は確認していなかった。

市は「不適切な出張だ。今後このようなことがないよう、市民の信頼回復に努めたい」と述べた。

市によると、区画整理の事業認可などに関与する立場だった2人は2005~08年、同社が事務局を務める区画整理組合などから依頼を受け、区画整理に関わる業者らが集まる全国総会に参加した。

その際、出張申請時に予定していたホテルに泊まらずに高級旅館に宿泊して社員らの宴会に参加した。

総会の公式行事の現地視察もせず、総会に合わせて企画された同社の社員旅行に同行して栃木県の日光東照宮などを観光していたが、出張内容を記す報告書を市に提出しなかった。

旅費は元部長の分は組合事務局の全額負担で、元地域整備課長(63)は07~08年分に関しては公費(約4万~5万円)を受け、事務局に渡したという。

しかし市に提出した旅費の精算書類には、宿泊先や領収書が添付されていなかった。

市の規定では、出張旅費の精算の際に領収書の添付が義務付けられていない。

市は会見で「出張報告はすべきだった。(内容を確認しなかった)市内部の処置としても不適切だった」と釈明した。

今後、出張報告や旅費の精算方法の在り方を再検討するという。

市都市建設部の大兼伸央次長は「詳細は調査中だが、組合の費用負担は供応接待に当たる可能性があり、厳正に対応したい」と話した。
http://mainichi.jp/select/news/20131230k0000e040093000c.html






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