福岡 知人を殺害・・・酒を飲んでいて口論

死亡：鬼塚茂實（おにづか・しげみ）さん(当時75)





逮捕：堤芳彦（つつみ・よしひこ）






“知人を殺害”　被告の男　殺意を否認

2104年12月9日(火) 12時15分

今年6月、福岡市東区で知人の男性を殺害したとされる男の裁判員裁判です。

きょう、開かれた初公判で男は殺意について否認しました。

初公判を迎えたのは東区和白丘の無職・堤芳彦被告(72)です。

起訴状によりますと、堤被告は今年6月、自宅で一緒に酒を飲んでいて口論となった知人の鬼塚茂實さん(当時75)の腹部や首をナイフで刺して殺害したとされています。

きょう、福岡地裁で開かれた初公判で堤被告は「殺意はなかった」と述べ、起訴内容を一部、否認しました。

一方、検察側は冒頭陳述で「堤被告は飲み代の借金や利息の支払いをめぐって普段から鬼塚さんに対する不満をもらしていた」と述べて、殺意があったと主張しました。

これに対し、弁護側は「鬼塚さんが台所からナイフを持ってきたために起こった事件で、傷害致死罪にとどまる」と主張しました。







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