道の真ん中でころびました。
投稿日: 2020/12/23 投稿者: yonedasayoko
2020年もあとわずか。「師」でもなくなって久しいのに、まだ走っています。今日は本を借りに行った図書館の前の横断歩道で、途中で赤信号になりそうになったので慌てて走ろうとしたら、みごところびました。信号待ちの車のひとがみんなみていて恥ずかしかったなあ。でも、青信号になっても発進する車はなかったから、みんなわたしが無事にわたるまで待っていてくれたのだと思う。幸いすぐ起き上がり、逃げるようにバス停に急ぎましたが、後でみたら膝小僧をすりむいていました。裏起毛の厚地のズボンだったので痛くはなかったのですが、ズボンのひざにも小さな穴が。夕方になってかすかに足に痛みを感じ始めました。去年のように「骨折」はしていないと思うのですが。
いや、予兆はあったのです。12月になってから姉が緊急入院したら、コロナのせいで「完全面会禁止」、数年前に携帯は持たせたはずですが掛けるのも受けるのも何回やってもできず(2年後には使えなくなるというガラケーですよ)、今回はどこかへ放り出したまま入院してしまったので完全に「あっちのひと」になってしまったのです。洗濯ものなどの受け渡しはできますが,病院の外に置かれた受付デスクに預けるだけで、ロビーにも入れません。コロナ感染急増では仕方ない。
やむなくテレフォンカードをさし入れて看護師さんに電話し「これで公衆電話からかけさせてください」と懇願、コロナで超多忙なはずなのに姉を車いすに乗せてラウンジまで連れて行ってくれるというのでただありがたく、それでも自分の用だけしゃべって電話を切ってしまう姉に、また看護師さんに電話して「もう一度かけさせて」とさけび、やっとつながっても「寝巻はもう一枚いるの?」と聞いてもとりあわず、「あんた、私の代わりにかかり付けの先生に退院して自宅に帰ると伝えておくれ」と言って切ってしまいました。この話にはおまけがあり、退院するという意味はわたしにとってはある衝撃だったのですが、それには姉個人の思いがあるのでここには書けない。それもわたしの動揺の原因の一つだったかもしれません。そんなこんなでわたしは週に3回も病院へ行ったのです。その前後に足がふらつき、よろめく時がありました。転んだらおしまい、と言い聞かせながら歩いていたのですが、不覚でありました。 (後略)
****************************
これから「女性史」を学ぼうと言う<不届きもの>です。
余りの現状の恐ろしさにショックを受け、コロナ禍の中立ち尽くしていました。
そうだ! 『日本近代女性史』(新書)があった、と気が付いたのです……。
避けられない事故(?)もあります……。
生意気なこと言って申し訳ありません。どうぞお元気で過ごされますように!
デ・キリコ
投稿日: 2020/12/23 投稿者: yonedasayoko
2020年もあとわずか。「師」でもなくなって久しいのに、まだ走っています。今日は本を借りに行った図書館の前の横断歩道で、途中で赤信号になりそうになったので慌てて走ろうとしたら、みごところびました。信号待ちの車のひとがみんなみていて恥ずかしかったなあ。でも、青信号になっても発進する車はなかったから、みんなわたしが無事にわたるまで待っていてくれたのだと思う。幸いすぐ起き上がり、逃げるようにバス停に急ぎましたが、後でみたら膝小僧をすりむいていました。裏起毛の厚地のズボンだったので痛くはなかったのですが、ズボンのひざにも小さな穴が。夕方になってかすかに足に痛みを感じ始めました。去年のように「骨折」はしていないと思うのですが。
いや、予兆はあったのです。12月になってから姉が緊急入院したら、コロナのせいで「完全面会禁止」、数年前に携帯は持たせたはずですが掛けるのも受けるのも何回やってもできず(2年後には使えなくなるというガラケーですよ)、今回はどこかへ放り出したまま入院してしまったので完全に「あっちのひと」になってしまったのです。洗濯ものなどの受け渡しはできますが,病院の外に置かれた受付デスクに預けるだけで、ロビーにも入れません。コロナ感染急増では仕方ない。
やむなくテレフォンカードをさし入れて看護師さんに電話し「これで公衆電話からかけさせてください」と懇願、コロナで超多忙なはずなのに姉を車いすに乗せてラウンジまで連れて行ってくれるというのでただありがたく、それでも自分の用だけしゃべって電話を切ってしまう姉に、また看護師さんに電話して「もう一度かけさせて」とさけび、やっとつながっても「寝巻はもう一枚いるの?」と聞いてもとりあわず、「あんた、私の代わりにかかり付けの先生に退院して自宅に帰ると伝えておくれ」と言って切ってしまいました。この話にはおまけがあり、退院するという意味はわたしにとってはある衝撃だったのですが、それには姉個人の思いがあるのでここには書けない。それもわたしの動揺の原因の一つだったかもしれません。そんなこんなでわたしは週に3回も病院へ行ったのです。その前後に足がふらつき、よろめく時がありました。転んだらおしまい、と言い聞かせながら歩いていたのですが、不覚でありました。 (後略)
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これから「女性史」を学ぼうと言う<不届きもの>です。
余りの現状の恐ろしさにショックを受け、コロナ禍の中立ち尽くしていました。
そうだ! 『日本近代女性史』(新書)があった、と気が付いたのです……。
避けられない事故(?)もあります……。
生意気なこと言って申し訳ありません。どうぞお元気で過ごされますように!
デ・キリコ