カフェ・デ・キリコ

キリコの徒然

米田佐代子様に切にせつにお願い(;゚Д゚) <気を付けて下さいますように!> 

2020-12-25 08:44:06 | Weblog
道の真ん中でころびました。

投稿日: 2020/12/23 投稿者: yonedasayoko


 2020年もあとわずか。「師」でもなくなって久しいのに、まだ走っています。今日は本を借りに行った図書館の前の横断歩道で、途中で赤信号になりそうになったので慌てて走ろうとしたら、みごところびました。信号待ちの車のひとがみんなみていて恥ずかしかったなあ。でも、青信号になっても発進する車はなかったから、みんなわたしが無事にわたるまで待っていてくれたのだと思う。幸いすぐ起き上がり、逃げるようにバス停に急ぎましたが、後でみたら膝小僧をすりむいていました。裏起毛の厚地のズボンだったので痛くはなかったのですが、ズボンのひざにも小さな穴が。夕方になってかすかに足に痛みを感じ始めました。去年のように「骨折」はしていないと思うのですが。

 いや、予兆はあったのです。12月になってから姉が緊急入院したら、コロナのせいで「完全面会禁止」、数年前に携帯は持たせたはずですが掛けるのも受けるのも何回やってもできず(2年後には使えなくなるというガラケーですよ)、今回はどこかへ放り出したまま入院してしまったので完全に「あっちのひと」になってしまったのです。洗濯ものなどの受け渡しはできますが,病院の外に置かれた受付デスクに預けるだけで、ロビーにも入れません。コロナ感染急増では仕方ない。

 やむなくテレフォンカードをさし入れて看護師さんに電話し「これで公衆電話からかけさせてください」と懇願、コロナで超多忙なはずなのに姉を車いすに乗せてラウンジまで連れて行ってくれるというのでただありがたく、それでも自分の用だけしゃべって電話を切ってしまう姉に、また看護師さんに電話して「もう一度かけさせて」とさけび、やっとつながっても「寝巻はもう一枚いるの?」と聞いてもとりあわず、「あんた、私の代わりにかかり付けの先生に退院して自宅に帰ると伝えておくれ」と言って切ってしまいました。この話にはおまけがあり、退院するという意味はわたしにとってはある衝撃だったのですが、それには姉個人の思いがあるのでここには書けない。それもわたしの動揺の原因の一つだったかもしれません。そんなこんなでわたしは週に3回も病院へ行ったのです。その前後に足がふらつき、よろめく時がありました。転んだらおしまい、と言い聞かせながら歩いていたのですが、不覚でありました。     (後略)

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これから「女性史」を学ぼうと言う<不届きもの>です。
余りの現状の恐ろしさにショックを受け、コロナ禍の中立ち尽くしていました。
そうだ! 『日本近代女性史』(新書)があった、と気が付いたのです……。

避けられない事故(?)もあります……。
生意気なこと言って申し訳ありません。どうぞお元気で過ごされますように!

                                  デ・キリコ





【掲示板】手嶋龍一氏がNHK報道の質の低下を危惧「民放以上に配慮を感じる」

2020-12-19 16:13:47 | Weblog
手嶋龍一氏がNHK報道の質の低下を危惧「民放以上に配慮を感じる」

12/19(土) 16:00配信
マネーポストWEB

元NHKワシントン支局長の手嶋龍一氏は古巣の現状をどう見るか?

「NHKは『Eテレ売却』で受信料を半額にできる!」(本誌・週刊ポスト12月11日号)──この記事で内閣官房参与の高橋洋一・嘉悦大学教授が提起した「Eテレ(教育テレビ)売却案」が大論争になっている。

 高橋氏は、低視聴率のEテレの周波数帯を売却し、番組はネット配信にシフト、周波数帯売却で得た資金を受信料引き下げや経営スリム化の費用に充てるべき──と提案したのだ。

 たしかに、NHK受信料のに対する視聴者の不満は多い。そもそもNHKの受信料収入は年間約7115億円(2019年度)、5年前より620億円も増えている。では、年間7000億円を超える受信料は、どのように使われているのか。視聴者が納得するような使い方なのだろうか──。

 NHKの2019年度決算を見ると、受信料の半分が「番組制作費」(3605億円)に使われた。ジャンルごとの内訳を見ると、5年前(2014年度)と比べ「報道・解説」番組にかける費用の割合が減り、「ドラマ」「エンターテインメント」「科学・自然」など娯楽番組の制作費の割合が増えたことがわかる。『NHK独り勝ちの功罪』などの著書があるジャーナリスト・小田桐誠氏が語る。

「NHKはかつて地デジ普及のために製作したスペシャルドラマ『坂の上の雲』(全13話)では資金に糸目をつけずに10数か国で海外ロケ、1頭8時間で20万円ほどの馬を何頭も借りて使うなど人件費や施設費を除外した直接経費で250億円近い制作費をかけたとされる。潤沢な資金があるからと娯楽番組に資金を投じる体質は現在も変わっていない。制作費が民放とはケタ違いに多い」

 そうした報道軽視・娯楽重視の傾向を憂慮するのが元NHKワシントン支局長の外交ジャーナリスト・手嶋龍一氏だ。報道の現場で後輩記者を指導する立場にあったため、独立後も古巣の批判を控えてきたが、NHKの報道の在り方への危機感を初めて本誌・週刊ポストに語った。
「NHKしかできないのは民放のような娯楽番組ではなく、質の高い報道やドキュメンタリーですが、この1年間で、“これぞNHK”と思えるドキュメンタリーは見ていません。

報道のクオリティはより深刻です。本来、受信料で経営しているから、民放と違って企業への配慮などがぐんと少なくていいはず。報道機関として独立の立場で視聴者の負託にのみ応える踏み込んだ報道で期待に応えていれば、受信料を払ってくれている方々は多少の注文はあってもNHKを支えてくれると思います」

「だが」と続ける。

「経済や政治のニュース報道を見ていると、民放よりもっと配慮してしまっているようなところが多々ある。報道のやり方も、以前は立ちレポと言って、記者が現場で最長3分くらい取材の結果を織り交ぜて起承転結で視聴者に伝えるのが一般的でしたが、最近は現場で記者が10秒くらい登場して『いま、火が燃えています』と画面でわかる程度のことしかいわない。質が低下し、視聴者にのみ忠誠を誓うという姿勢が薄れているのが一番の危機ではないでしょうか」

 受信料の残り半分は、職員(1万333人)の「給与」が1114億円、単純平均で計算すると平均年収1078万円になる。さらに人件費関係では「退職金・厚生費」に496億円、集金人など受信料徴収業務にかかる「契約収納費」が627億円。施設建設や放送設備などの整備に充てられた「減価償却費」が840億円となっている。

 国民の受信料は、高い娯楽番組の制作費、職員の高い給与、そしてハコモノの建設などに充てられていたのだ。

※週刊ポスト2020年12月25日号

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◆『週刊ポスト』様
  添付させていただきました。有難うございますm(__)m
                                     デ・キリコ

【掲示板】平野啓一郎氏、政府首脳の「5人以上の会食を否定しているわけではない」発言に「最低だな」

2020-12-16 14:55:59 | Weblog
平野啓一郎氏、政府首脳の「5人以上の会食を否定しているわけではない」発言に「最低だな」
12/16(水) 13:28配信

平野啓一郎氏

 芥川賞作家の平野啓一郎氏(45)が16日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染が再拡大する中、菅義偉首相(71)が連日のように会食を続けていることを短い言葉で厳しく批判した。

 菅首相は「GoToトラベル」の年末年始の全国一斉停止を表明した14日夜に銀座のステーキ店で、自民党の二階俊博幹事長、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏ら7人と会食。この件について、西村康稔経済再生相が16日午前の衆院内閣委員会(閉会中審査)で、政府が提唱している新型コロナウイルスの感染拡大防止策は一律で5人以上の会食を否定しているわけではないと返答したという記事を貼り付けた平野氏。

 「最低だな。」と短い言葉で嫌悪感を示していた。

報知新聞社

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いつも平野啓一郎さんのコメントの真摯な姿勢に魅かれます。
以前、岩手県平泉町 中尊寺金色堂毛越寺の池のほとりで日本文学と日本文化研究者ドナルド・キーンさんとの対談を聴きまして、すっかり惹かれてしまいました。あの時のきりっと清廉な対談ぶり、たびたびのコメントに光っています。

嬉しいです……
                                   デ・キリコ