家にあった厚紙で、ハンドメイドのエリザベスカラー
(パラボラアンテナと呼んでいる人もいる?)を作り、
貴路の首に取り付け、首と背中の境目の肉をつかんで動かないようにして、
目薬を点すようにしました。
これを付けると、目薬を点した後に気が狂ったように目をこすって、
逆に悪化させるような事も防げました。
貴路はショックのようでしたが、仕方がありません。
病院に連れて行った次の日に、お医者さんへと治療費を払いにもう一度
出向いて(昨日は予算オーバーでお金が足りなかったため)、話をしました。
「猫は必要だって事を分かってくれないから…。」
「自分の子供の方が、いつかは分かってくれるかもしれない期待が持てるのかも・・・。」
と私が話しました。
お医者さんは、
「獣医は治療しても蹴られたり、ひっかかれたりされて、
ちっとも感謝してはもらえないんだよなー。」
とぼやいていました。
お医者さんの話によると、家族の間で投薬を押し付けあっている家もあるそうです。
自分が嫌われるのがイヤだから・・・との事だそうです。