更衣室のロッカーに貼ってある名前を見て気が付いたのですが、最近の若い女性で、「子」が最後に付く人はほとんどいません。
私の世代では学生の時は、クラスのほとんどの人の名前の最後に「子」が付いていました。それから「美」とか「代」とか「江」とか、時々、ひらがなだけ、本当にまれにカタカナだけの名前の人もいるといった感じでした。
最近の若い人の名前では、璃映さんとか、昔からある名前だけれど、昔はあまり使わなかった漢字を使うようになったり、千恵さんとか、加奈さんとか「子」を付けずに止めてしまったりしています。私が20代だった頃に人気があった芸能人由来の名前だなと明らかに分かる名前もあります。明菜さんとか、満里奈さんとか・・・。
名前の最後が「姫」の人も、増えていますよね。モデルさんの名前の影響なんでしょうか?さすがに「大奥」の頃みたいな、和姫(かずひめ/ちなみに「第一章」に出ていたお江与の方の娘の名前でもあります)とかいう風には呼ばなくて、「かずき」と読むようですが。
3文字の名前も結構ありますよね。それで最近よく聞く名前が「えりか」さんなんですけど、学校や職場で表記の違いはあっても、一人はいるといった感じの人気のある名前なんでしょうか?芸能人でも何人かいるし。
それにしても「子」の付く名前、今30歳前後の人でも、あまりいないようだし、それより若い世代は皇室以外では絶滅寸前?それともまだまだ「菜々子」という名前には根強い人気があって大丈夫なのかな?
もともと「子」は公家のお姫様の名前の最後に付くものだという印象が私にはあるのですが、でもいつの頃からか庶民の女性にも「子」を付ける人が増えて・・・といった感じで、つまる所「子」も流行の一種だったのでしょうか?
平安時代の宮中にいた女性はみんな「子」が付いていたような気がしますし、江戸時代とか、武家から公家や天皇家の人と結婚した女性は、わざわざ今まで呼ばれていた名前に「子」を付けたり、子の付く名前に改名してから結婚していたような。
今の所、妃殿下方はみんな最後に「子」が付く名前でいらっしゃるようですが、これからはどうなるんでしょうか?「子」が付かない今風の名前の方が皇室に入って来られる事もあるのでしょうか?それともやっぱり改名してからなのでしょうか?