大好きな絵本

かこさとしさんの『からすのパンやさん』はよく知られた絵本で、昔自分が母親に読んでもらっていました。そして今、子供にも買ってやり私が読み聞かせています。そしてもう一冊かこさとしさんの『だるまちゃんとてんぐちゃん』をいただきました！これはかわいらしい絵本で、かこさとしさんらしい「こどもの好きなもの盛り沢山」感もあり子供にとっては楽しい絵本だと思います。

てんぐちゃんの持ち物を「いいなぁ～」とうらやましがり、おとうさんだるまに「こういうのがほしい」とおねだりをし、お父さんがそれに応えようと少し的外れなものを用意すると「ちがうよ」と怒って、「いいことを思いついた！」と自分で工夫をしてほしいものを手に入れるという他愛ないお話です。

私が好きなのは、だるまちゃんのおとうさん。だるまちゃんにへんな物をおねだりされても駄々をこねられても、「そうかい、そうかい」だとか「これは勘違い」だとかいう対応で、とっても大らかなのです。もし自分がおとうさんの立場だったら、「人は人なんだから！！」などと怒ると思います。お父さんの用意する物がいろいろ、たくさんで細かくて、子供はその絵にも釘付けになっていました。この絵本を読んだ後は「大らかに接した方が自分も子供も気分がいいよね～」と思うのですが、なかなか‥。次の日には、いつものようにカリカリと細かいことで怒ってしまいます。反省です。