今日はミドリガメやゼニガメと呼ばれるミシシッピアカミミガメやクサガメなどのまだ小さい頃の飼育環境を紹介します
まずは子ガメ用水槽
水槽:ガラス水槽 40cm×25cm×高28cm(もしくは36cm×25cm×高26cm)
陸&隠れ家:かめ島(ジェックス) 数個
照明:レプティグロー5.0(1日9時間照射)
同じ水槽が5個くらいあり、うちでは孵化した子ガメや新たに購入したクサガメのような飼育環境で大丈夫な子ガメはこのように飼育しています。
以前は同じくらいのサイズのプラスチック容器に入れて、太陽光のあたるベランダに出していたのですが、子ガメだと水があまり撹拌されないためすぐにコケまみれになってしまいました。結局それが原因で、皮膚病になっていたので今の室内の管理になりました。とりあえずこの環境で、生後1年位は飼育するのですが問題が生じたことはありません。
上の写真は現在カントンクサガメが2匹入っています。ほぼレプトミンだけをやっています。水換えは週2回です。頻繁に水換えをすることを推奨される方もいますが、私は換えすぎもよくないと考えています。水から異臭がしているのに放置するのは論外ですが、水道水は塩素を含んでいるので少なからずカメの負担となるため毎日換えるのもいかがなものかと思います。
水槽の数の関係で、ここでも多頭飼いをしてしまっています よくないとは思うのですが、注意しているので最近は尾をかみ合ったりということは起こっていません。私の気をつけていることとしては、サイズの大きく異なるものは入れない、力関係がはっきりしている場合は分けるです。餌をやったときカメ同士がお互いに気にせず餌を食べていたらいいのですが、攻撃しているようなら要注意だと思います。咬んだりしてないかしっかり観察してあげてください!
次に中ガメ用水槽です
水槽:角タライ(幅84×奥62×高32cm)
陸&隠れ家:すのこ
どこのホームセンターでも大体売っている足のついたすのこ(約40cm×30cm)を利用しています。それらの足を7cmくらいカットするとちょうどいい高さで重宝しています そこにフックを取り付け、100円ショップに売ってある壁掛け用の網?を付け、登れるようにしています。すのこの寿命は1~2年といったところでしょうか。どうしても水に浸けているため腐ってきます。
この網も重宝されるのですが、大きい個体だと自分の体重の重さで後ろ足の水かきなどを傷つけてしまうため体重が500g以上あるカメには不向きだと思います。
日差しはもちろん太陽光ですこれに勝るものはありません。日差しがあたりすぎて、水が熱くなりすぎるのには注意してください。
上の子ガメ用のもそうですが、基本的に砂利は入れません。雑菌の温床になるという話もありますが、私はそうは考えていません。ちゃんと濾過能力があるとは思っているのですが、いかんせん水換えの手間が格段に増えてしまいます。そのためもう何年も砂利は敷いていません。
ここで2~3年飼育し、甲長が10cmを超えるようになれば、前に紹介したベランダの飼育場に出すようにしています。現在はここにアンナンガメ1匹、クサガメ1匹、カントンクサガメ1匹が入っています。
以上、中・小のカメの飼育環境でした