私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

空のシルクロード記(3)~イスタンブールにて(1)

2009-05-09 23:00:00 | 交通・地理
5月2日。少々早起きします。今日の初仕事は、駅に行って今夜の夜行列車のきっぷを買うこと。
雨降る中、トラム(市電)に乗ってヨーロッパ側の始発駅、スィルケジ駅に向かいます。


スィルケジ駅前の電停に停まるトラムと、スィルケジ駅舎。


こちらが国際列車の窓口。今夜の寝台は難なく取れました。夏の観光シーズンでは、こうはいかないのでしょう。
出札係の国鉄職員は、チャイを飲みながらパンをほおばっていましたが、お客の顔を見るとすぐに業務に復帰しました。

一仕事終えたので、観光へ。まず目指すのは、トプカプ宮殿。


歴史的な町並みを、トラムが走り抜けていきます。


二本のとんがり帽子が、トプカプ宮殿の入口のシンボル。


チューリップも二本でとんがり帽子? チューリップの花壇がそこかしこに。

入場券を買いに並びます。日本語の上手なトルコ人に話しかけられ、イスタンブール市内で危険な場所はタクスィム広場、アクサライ、ガラタ塔の3ヶ所、などと教わります。


やっと券を入手し、入ろうとしますが、狭き門。若い人が多いのはトルコ人の修学旅行か。


このあたりはトルコ人女子高生御一行様でしょうか。戒律を重視する集団のようで全員スカーフを被っています。
色とりどりのスカーフがかわいい。
みんな、くるぶしまであるスカートをはいていました。デニムのスカートが流行り。

宮殿内の最たる見どころはハレムなので、ハレムのチケットを購入(別料金)。
しかし、自動改札機の不具合で10分以上待たされます。
自動改札機をとめて手で改札せずに、あくまで機械を直そうと奮闘。トルコ人公務員の生真面目さというか融通の利かなさというか…


ハレムに入ります。
すぐにあるのは宦官の間。宦官なんて嫌だ~。草食系男子で許して。


いろんなタイル模様。素晴らしい。


BATH OF THE CONCUBINES
CONCUBINES=正妻以外の妻
あとは想像するしかないですなぁ。


想像復元図ですね。




ステンドグラスが柔らかくも荘厳な輝きを放つ。
写真では伝わりません。


ハレムの外に出ました。
眼下に城郭を見下ろし、向こうには新市街(左)とアジア側(右)。
左端に立っている女の子は記念写真を撮ってもらっているところ。ピンクのタイツがキュート。おしゃれなトルコ人が多いです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 空のシルクロード記(2)~イス... | トップ | 空のシルクロード記(4)~イス... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

交通・地理」カテゴリの最新記事