物欲 日記

買ってきた モノ への、泣き、小言、妄想、言い訳など。
アニメなどの感想もあります。SINCE 2004年05月16日

2018年度 3Q (10月~12月) TVアニメ総括

2018年12月31日 21時28分07秒 | アニメ(劇場版含む)

2018年度 3Q (10月~12月) TVアニメ総括

2019年の最初の投稿です。
本年もよろしくお願いします。

ご注意:ネタバレバレな、個人の感想です。
 
★★★:大変良かった

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
 


SFマニアでなくても、このタイトルがディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?(映画化されて「ブレードランナー」)」から来ていることは容易に想像がつくので、作者がディック好きか、あるいは、このもじりを使うことに対するSF的目線に対して、相当な自信がある、あるいは挑戦ではないかと想像する。
さて、この作品の分類は、設定的には学園ハーレムものであり(で良いよね)、尋常ではなく達観しているが実は純な青豚野郎君が主人公で、しかも女優かつ高校の先輩である美女と交際し、2週ごとに変わるかわいい女子たちがいて、プチツンデレから妹系までの品揃え、家族で見てもギリ大丈夫な希薄なエロ、「思春期症候群」と言えばカタがつく無責任な超常現象などなど、私のツボにはまりまくりで、ここ数年の学園系では、ほぼ最高クラスのお気に入りの作品。あと1クール位であれば、このパターンで進行しても飽きないと思う。エンディングテーマも最高!(詳しくは後述)


ゴブリンスレイヤー



ゴブリンだけを殺すことの意味を、いろんな立場から語らせることで、逆にその困難さを浮き彫りにし、主人公の存在意義をいやと言うほど確かなものにしている。全般的に完成度が高い作品だったと思うが、主人公のCVである梅原裕一郎氏の好演があってこそと思う。最終回でみんなで主人公の素顔を見ると言う設定は、ほほえましかった。また、その最終回で「ゴブリンスレイヤーは帰ってくる」と出たので、セカンドシーズンを楽しみにしている。


BANANA FISH



巷では「BLハードボイルド」みたいにくくられているみたいで、実際そんな感じであった。多少なりともハードボイルドを読んでいる立場からすると、一緒にすな!という気持ちは否めない。
最終回に主人公が死ぬってのは、後味が悪い。このオチを知っていたら見ていなかったかも。確かにハードボイルド的な作品では、アニメに限らず「死に落ち」(このような言い方も好きではないが)は、普通にある。この作品で、何かいま一つしっくりこないのは、そこに至るまでに何回でも死ねたのに、そこでは死なず、最後は死ぬために死んだみたいな違和感があるためだろう。いや、途中でアッシュは死ぬ運命とわかっていても、アッシュに死んでほしくなかったのが正直なところか。とは言え、主人公が好きだった英治を守るためには最高の方法かもしれず、アッシュも自分の死を受け入れたのは、そういう思いがあったためなのだろう。


ゴールデンカムイ(第二期)

そんな繊細な作品ではないし、マンガみたいな展開もあるけど、ちゃんと次を見たくなるようなワクワク感はあるよね。二期はアシリパさんの話が少なかったように感じで、少し寂しかった。強引な展開だが、三期を楽しみに待とう!
 

やがて君になる



これって一迅社かと思ったら、違うのですね。軽い百合系。かわいい子が主人公だと、とても美しく見えて良いですね。これが男同士だったら見れたものではないし、今想像したこと自体を後悔した。主人公の小糸侑(ゆう:なんで普段見かけない漢字をつかうのだろう)は、クールな子だけど、この子が変わっていこうとするまでを、先輩の七海燈子との絡みを中心に描いた作品。
女同士の三角関係、隠せないジェラシー、同性が好きな者同士が語らずとも判ってしまう状況等々、それらが全然いやらしくなく描けていることがすごいと思います。私が一番ドキリとしたのは、七海先輩のゆうに対する甘えとそれを臆せず言葉にすること、ゆうが受け入れることです。自分はどっちになりたいかと言えば、もちろん七海先輩側でしょう。
 

色づく世界の明日から



最終回で墓参りしていたけど、誰の墓??我が家では「瞳美の母」説が有力であったが。個人的には「葵」説も捨てきれず。そもそも、なぜ琥珀以外の、その後どうなったかが無いのか?お互いに好きって告白したのだから、現在に戻ったら真っ先に葵に会いに行くのでは?行かないと言うことは「いない=死んでいる」を知っていたから?であれば、過去の場面のどこかで、そのことを暗示するシーンが必要。 絵本作家が誰かと気付いた時に、元の世界に戻っても、この人はもういないのだ・・みたいな。
この作品で一番違和感があったのは、誰も長崎弁でしゃべらなかったこと。背景は結構リアルな長崎市で(稲佐山、夜景、グラバー園など旅行好きでなくても見たことある光景)、どちらかと言うとそれを強調しているのに、全員が標準語的な。景色は、ただのオブジェかよ。


俺が好きなのは妹だけど妹じゃない


 
絵が雑になっていくことは巷でも騒がれていますね。そんなことよりも、私は「妹萌え」の世界には、ついていけないことが良く判った。妹萌えする人々は、リアルに妹がいないか、相当に年が離れているか、どちらかでは?って思いたくなるよね。
 
===
その他は省略。
 
今期で終わらなかった作品。
・転生したらスライムだった件
・風が強く吹いている
・火ノ丸相撲
・ソードアート・オンライン アリシゼーション

===
久々、気に入ったテーマソングが!!

青ブタエンディングテーマ「不可思議のカルテ」

 歌:桜島麻衣、古賀朋絵、双葉理央、豊浜のどか、梓川かえで、牧之原翔子
(CV:瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり)
https://www.youtube.com/watch?v=7lvDCMkjcsM

TVのエンディング版では一人づつ歌っていたが、正式版は合唱のような形で、しかも、エンディング版は切りつめてあったとは。一人づつのソロが聞きたい。いつか出るかな。

妄想:6人で、誰が一番好きか?麻衣さんイチオシではあるが、古賀さんも捨てがたい。お姉さま風にあしらわれることも良いけど、ちょっと甘い感じの声が・・なんてことを考えている時点で、人には話せないような状態かもしれない。
 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿