札幌の とある味噌ラーメン の感想

札幌の とある味噌ラーメン の感想

先日、旅行先の札幌で味噌ラーメンを食しました。その感想です。このブログでは、なるべくネガティブなことは書かない方針なのですが、どうしても愚痴りたくなったので・・。
 
お店は、すすきの にあり、ホテルの「近所のグルメマップ」で「イチオシ」になっていたので、行ってみました。後で検索したら、味噌ラーメン の 超有名店・本店 のようです。
写真は、今回注文した「味噌ラーメン」です（当日の実写ではありません）。他にもいろいろな種類がありましたが、初めてのお店では、そのお店の基本ラーメンを注文するのが私の信条です。例えばメニューに「ラーメン」とか「店の屋号＋ラーメン」で書かれているみたいな。煮玉子のトッピングくらいは、ありです。
 
早く本題に入りましょう。

一口目の感想は「あれっ、自分の記憶にある味噌ラーメンの味ではない。」です。
食べ進めると、何かわかりませんが「苦さ」を感じます。過去、どのラーメンでも味わったことがない「苦さ」。この店に来る前に食べたもの（海鮮系）と関係があるのでしょうか？そのくらいしか思いつきません。
そこを過ぎると、今度は、口の中が油でベトベトになっていることがわかりました。脂っぽい、博多以外の九州ラーメンの分厚い油膜では全く感じない、嫌な感じのベトベトです。何これ？
そして不思議な事に気がつきました。味噌ラーメンなのに、あまり味噌の味がしないのです。スープを ふぅふぅ して、油の膜を追いやり（油の膜がいなくなると、スープの色が変わります）、その下のスープだけをすすっても、あまり味噌の味がしない。

総じて「なんじゃこりゃ！？」なラーメンですが、隣に座った若者が、スープを一滴残らず飲みほしていたので、好きな方にはたまらん味なのでしょう。私？頑張って麺と具を食べて、そこで終わりにしたことは、言うまでもありません。
 
麺は、柔らかすぎず、許容範囲です。
具は・・味噌ラーメンの具って、こんな感じだっけ。キャベツ他の野菜。肉は・・ひき肉の残骸のようなものが数粒見えます。寂しい。　

総合評価：このお店には二度と行かないと思います。25年ぶりくらいに札幌で食べる味噌ラーメンで、期待が高かった分だけ、心の底からがっかりしました。
札幌在住の知人に話すと 「近年の味噌ラーメンは若者に向けているのか、油っぽいものが多い（個人の感想）。」 とか。寒いから、冷めないように油膜でフタするってのは聞いたことがあるなぁ。でも、全ての札幌ラーメンがこのタイプとは思わないので、機会があれば別のお店で試してみましょう。

別記：外のベンチに座っている人に「入店の順番を待っているのですか？」と確認したら「違うよ。」って言われたので店内に入ったら、「先に食券を買って待っている人がいるから、外で待ってください。」と言われ、むっとしました。たぶん、お客さんじゃない誰かがベンチで休憩していたのでしょう。私のような一見さんが多数来店する人気店なので、何か、対策しておいてほしいですね。運が悪かったのでしょうけど、味の感想が辛めになったことは間違いありません。
 
付録：ネガティブな記事を書くにあたり、公平を期すため、グルメ系WEBでの「この有名店の2点台の評価」を洗い出し、要点を列挙します。私の感想と異口同音と思うので、少数意見としての傾向はあるってことですね。（カッコ内は、それを読んだ時の私の感想。）

・味噌の味はするけど、何度口に運んでも、それ以上の深みやコクは感じられない。（その通り！）
・もう少しコクのある味噌だと思っていたのですが期待外れでショック。（そうだそうだ！）
・印象に薄い味、主張が見えない味、の様な気がします。（悪い意味で印象に残ったけどね。）
・ラード層が分厚く、熱々のスープ。冷えた体に熱いラーメン　うまく感じる筈だ。（だよね。）

なるほどな意見
・「日×屋」さんよりも美味しさを感じられなかった。
→この表現は言いえて妙があります。その観点での評価を私も支持します。更に真似して言えば「私は、スープはサッポロ一番の味噌ラーメンの方がスキ！」とか。
 
はいはい、私には札幌で流行りの味噌ラーメンを味わえるような力量はありませんよ！ってことかな。