KANA-MONO

異次元の神奈中ファンブログ!(時々他社とか鉄分なども…)

乗車日誌31(2)

2015-03-03 00:00:00 | 乗車日誌
 前回に続いて神奈中の一日フリー乗車券を利用して乗りバスを満喫する“乗車日誌”シリーズですが、前回は序章というか、前ふりというか…実は今回が本編!

⑤二31系統:二宮駅南口→高尾
⑥二31系統:高尾→比奈窪
 二宮からは今年3月いっぱいで廃止…の方向で話が進んでいる系統のひとつ、二31系統に乗車します。
 実は二31は乗るのが2度目で、前回は自宅から3時間かけて二宮駅にたどり着いた後、二宮と高尾の間を二31系統で往復したという、今となっては信じられない話。ちなみに、その甲斐あって高尾では、廃止された二32系統の幕を撮らさせてもらったという…そうなんです。その頃はまだ方向幕が健在だったんです。湘南神奈交の秦野では…
 そして、あれから何年経ったか…やっと2度目、そしておそらくラストということに。
 11:25発の高尾行き。10数人くらいのお客さんが乗ってきました。果たして、この中に比奈窪から先も乗っている人が何人いますことやら…
 二宮駅南口~比奈窪は廃止されることはないので、ここではノータッチでもいいんですけど、何度も乗ってはいるはずなのに、久々だったせいでしょうか、景色の一つ一つが新鮮というか…「えっ、こんなところ走るの?」と、まるで初めて乗った時みたいな驚きがいくつもありました。
 そして、比奈窪に到着。駐車場スタイルの待機所なので、一旦バックで入った後、発車時間まで待機した後出発ということに…ちなみに、乗客は自分以外に2人。ひとりは二宮からだと思いますが、もうひとりは比奈窪から乗ってきました。
 待機所を出て前の道を左へ進み、次のT字路を左だと二宮へ戻ってしまうので当然右に入ります。狭隘区間なので乗用車に待ってもらい、先に通り、川沿いの道をしばらく進んだ後、道は左に折れているためそのまま進んで橋を渡り、その先のT字路で右折。そこからは立派な2車線道路に突入です。ちなみに、立派な2車線道路もそこに至るまでの狭隘区間も同じ県道77号線。
 山の中を分け入っていく感じで、先へ進むにつれ住宅は少なくなっていきます。途中の停留所は両方にバスベイが設けられているのに片方にしかポールが立ってなかったり、バスベイが設けられている片側にポールが立ってなかったりと、力が入ってない感じが伝わってくるような展開。久々に両側にバスベイとポールが設けられている鴨沢を過ぎると、前方に鴨沢隧道が見えますが、バスはその手前で右へと入ります。おそらくこちらが旧道でしょう。住宅が集中しています。東名の高架下で再び県道77号線と合流するわけですが、旧道を通っている間の2ヶ所の停留所ではお客さんはひとりずつ降りてしまっていたので、残るは自分ひとり。そして、県道に戻った後は大井町に入るわけですが、住宅はまばらというか、ほとんどないといった感じで、周囲を山に囲まれた中、時折右に左に曲がりくねった道を快調に飛ばしていきあっという間に終点高尾に到着。二宮行きのエルガミオがスタンバイしている、右手の道路脇に設けられた折返場へと入っていきます。高尾の到着予定時刻が12:03で、二宮行きが12:06。すぐさま二宮行きに乗り換えです。ちなみに、高尾から比奈窪までは乗客ゼロでした。

⑦秦15系統:比奈窪→秦野駅
 比奈窪からは二31系統同様今年3月いっぱいで廃止…の方向で話が進んでいる系統こと秦15系統に乗車します。秦15系統も二31系統同様2度目ですが、前回は秦野からだったので、今回は比奈窪から乗ることに。ちなみに、廃止…の方向で話が進んでいるのは秦野駅~比奈窪系統で、平日1往復のみ通勤通学時間帯に運行している秦野駅~万年橋系統は残るそうですが、通勤通学目的なので正直乗りづらい…
 12:50、予想通り乗客はたったひとりという状態で秦野行きのエルガミオが出発。前に道を右に入ります。山に囲まれた寂しい雰囲気の中、車がビュンビュン行き交う状況が続き、才戸の交差点へ。右へ行けば井ノ口方面、直進はグリーンテク方面、そしてこの系統は左へ…ここからが今回廃止となる区間となるわけです。
 才戸交差点を左折した後、右へ右へとカーブしながら坂道を駆け上がっていき、やまゆり園前という停留所に到着。お客さんが2人も! その後は高台の集落といった雰囲気の中を快調に進んでいきます。沿線に家はそこそこ建っているのに、お客さんは中々乗ってきません。
 T字路にぶつかったところで左を見るとカントリークラブ。当然右で、本別所という停留所の先でこれまで通ってきた2車線道路の脇にもう1本道が。実はここからがこの系統の狭隘路線としても本領発揮というわけです!
 中型車といえどもバス1台で道を完全に塞いでしまうような道幅、しかも序盤は上り坂が続きます。そして、高台の小道を抜けると2車線道路に突き当たるため、そこで右折します。
 再び2車線道路を快調に進んでいくと、道は左に大きくカーブ。前方の小道を進んでいくと震生湖らしいのですが、もちろんバスは左に大きくカーブしていき、つづら折りの急な下り坂を幾重にも通り過ぎていき、県道62号線との震生湖入口交差点を直進し、道幅の狭い中進んでいくとその先で突き当たるわけですが、突き当たりの左手が畑中停留所。住宅1件分くらいのスペースが設けられていて、バスはそこをグルッと廻りながら、敷地内に立っているポールのそばに停車し、お客さんを乗せていくというわけです。その畑中停留所の先からですが、道幅は狭くなってはいるものの、秦18系統と同じルートをたどって秦野駅へと向かうことになるため、4月以降もバスは運行されます。 ちなみに、毎年2月に行われる初午祭が実施される白笹稲荷神社の臨時便はこのルートの途中にある白笹稲荷神社入口と秦野駅の間を運行していましたが、今年も乗れませんでした…あと、秦15系統の乗客ですが、ところどころでは乗ってきたものの、才戸から畑中の間では3~4人程度(畑中からの乗客は除いて)。これではやっぱり…

(次回に続きます)
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