KANA-MONO

異次元の神奈中ファンブログ!(時々他社とか鉄分なども…)

[#124]淵24

2022-01-05 23:59:59 | 神奈中情報・神奈中ネタ
 自分が制作しているHP用に作った神奈中バスの各系統に関するページを当ブログで載せていきます…というわけで、とにかく行けるところまで行くことにします。

【淵24】 淵野辺駅北口~登戸
 淵野辺駅北口と登戸を結ぶ土曜朝1往復のみの長距離系統。いわゆる典型的な免許維持路線というヤツ…

【運行ルート】
 淵野辺を出てまっすぐ進むと桜美林学園辺りに出るわけですが、この路線は途中の小学校入口の先で右折し、 さらに次の幸町の先で左折、そして次の山王平の先にある淵野辺本町二丁目交差点で右折ですが、 カーブを描きながら、町田街道との根岸交差点へ向かっていきます。
 根岸交差点をさらに直進し芝溝街道、そして鶴川街道(津久井道・世田谷通り)と進んでいきますが、 とにかく向ヶ丘遊園の近くまで基本的(例外は後ほど…)にはひたすら直進しています。
 野津田車庫を過ぎ、鶴川駅のバスロータリーには一旦立ち寄りますが、 再び鶴川街道に復帰し、改めて登戸へと向かいます。
 鶴川を出て2つ目の藤の木という停留所の先にある藤の木交差点までは鶴10系統・千都の森中央循環と同じルートを進みますが、 藤の木交差点で鶴10系統が左折するため、そこから先は淵24系統の単独ルート。 右手に小田急線がピッタリ寄り添いますがすぐに離れ、 次の上麻生交差点からはこの系統と同じ休日限定の柿26・柿27系統のルートと合流。 ちなみに、同じルートを通る小田急バス&東急バスはその先右手の柿生駅北口のバスロータリー発着ですが、 わが神奈中の柿26・柿27系統は乗降は街道沿いの停留所で行なうことになります。 また、淵24系統は柿生駅北口停留所のすぐ先にある柿生交差点を直進ですが、 柿26・柿27系統はそこで左折するため、そこから先は終点登戸まで神奈中バスとしては淵24系統の独壇場。 しかも、新百合ヶ丘駅に程近い麻生警察署前交差点までは他社を含めても単独ルートとなります。
 多摩線の下を潜り、新百合ヶ丘駅入口停留所を過ぎると、再び小田急線とピッタリ寄り添い、 百合ヶ丘、読売ランド前、生田と駅のすぐそばを通ると、小田急線とは少し距離を置いて根岸陸橋と合流。 そして、多摩区役所前の交差点で右折し、長々付き合ってきた鶴川街道に別れを告げ、向ヶ丘遊園駅(北口)をかすめてから、 バスロータリーの脇を通過し、狭い路地を進んでいくと左手に南武線が見え、 登戸駅前の商店街を抜け、小田急線の高架下を潜った先で右折すると、終点登戸。
 ちなみに、復路の場合は登戸を出ると、そのまま小田急線に沿って向ヶ丘遊園駅方向へと進み、 右折して踏切を渡って狭い路地を抜け、向ヶ丘遊園駅北口付近で一旦は往路と同じルートを逆に進みますが、 多摩区役所近くで右折&左折で再び往路と別ルートを進み、登戸交差点を左折して鶴川街道へと進んでいくことになります。

【運行内容(本数・時間帯・間隔など)】
 運行本数はわずか1往復で、運行は休日のみ…という状態が長く続いてましたが、 2020.10/24のダイヤ改正から運行日が休日から土曜に変更となりました。
 中型車が担当。

 神奈中の数ある免許維持路線の代表選手! 柿生・新百合の時点ですでに実質エリア外なのに、さらに登戸まで行ってしまうという…
 この系統の素晴らしい点は…リーズナブルさ!
 約20kmの道程ですが、ルートの半分近くが均一運賃の川崎市内だからでしょうか、運賃が大人340円(片道現金運賃)!
 ちなみに、厚20系統で本厚木駅から宮の平までだと、淵野辺~登戸とほぼ同じ距離の20.45kmで大人660円(片道現金運賃)ですから、淵24系統はほぼ半額!!
 また、淵野辺~登戸ですが、電車を利用すると町田乗り換えで大人420円(片道現金運賃)ですから、こちらもバスの方が安く済むわけです。
…というわけで、至れり尽くせりな淵24系統にぜひ!(1時間近くバスに乗るのは…踏んだり蹴ったり?)



【参考】淵24系統に関するデータ(2020/10/24改正後)

往路(淵野辺発) 復路(登戸発)
所要時間 約56分 約52分
距離 20.45km 20.14km
片道現金運賃
大人:340円 小児:170円
片道IC運賃
大人:336円 小児:168円
起点から終点まで

往路(淵野辺発) 復路(登戸発)

本数 始発 最終 本数 始発 最終
土曜 1 7:00 1 8:12
【参考】淵24系統に関するデータ(2011/09/01時点)

往路
(淵野辺発)
復路
(登戸発)
所要時間 約56分 約53分
距離 20.44km 20.18km
片道運賃
大人320円
小人160円
左に同じ
起点から終点まで

曜日 本数 時刻
往路(淵野辺発) 休日 1 7:00
復路(登戸発) 休日 1 8:10

【特集】淵24系統の気になるポイント  

★柿生駅入口
 柿生駅北口停留所の先にある柿生交差点では、若葉台駅へ向かう柿26・柿27系統が左折に対し、 この淵24系統は直進。 そのため、 柿生交差点の先に位置する柿生駅入口停留所は柿26・柿27系統用と淵24系統用の停留所ポールが別々に設置されているはずですが…

【左】淵24系統乗り場。登戸方面は神奈中のみですが、なぜか小田急バスのポールが併設されています。
【右】同じく神奈中バス・淵24系統乗り場の時刻表ですが、なぜか通るはずのない柿26・柿27系統の時刻表が…

【左】同じく神奈中バス・淵24系統乗り場のポールですが、「修行寺前」は誤りで、「修広寺前(修廣寺前)」が正解。
【右】神奈中バスの淵24系統乗り場併設されている小田急バスのポールですが、 当然何も書いてありません。


【右】こちらが柿生交差点を左折してすぐのところにある柿生駅入口の若葉台駅方面乗り場ポール。 つまり、柿26・柿27が通る方です。ちょうど小田急バスがやってきました。

★修広寺前
【左】修広寺前停留所のポール。「修廣寺」となっている点は無視するとして、 面白いのはこの修広寺前から平尾入口にかけて神奈中バス・淵24系統が唯一のバス路線にもかかわらず、 なぜか小田急バスのポールが立っていること。しかも、表記は「小田急バス・神奈中バス」と“連名”で、 行き先も大きく登戸とだけ。もしかしたら、小田急バスも昔は「淵野辺~登戸」系統を運行していた?
【右2枚】同じく修広寺前停留所のポールに書いてあった運行系統図。これも見る限りでも、 淵24系統のみのために作られた停留所としか思えません。

★新百合ヶ丘駅入口・百合ヶ丘駅入口
【左】新百合ヶ丘駅入口停留所。 ここから先は小田急バスの生田営業所発着の入出庫便が多数運行されています。 ちょうど新百合ヶ丘駅行きの小田急バスが…
【右】百合ヶ丘駅入口停留所。懐かしき雪ダルマ型ポールですが、肝心の時刻表が貼ってありません。

《補足情報》
 雪ダルマ型ポールは百合ヶ丘駅入口停留所と隣りの高石停留所など何ヶ所かで見られますが、 前述の両停留所では小田急バスの新百合ヶ丘方面以外の時刻表が貼ってありません。


★読売ランド駅前
 駅名が「読売ランド前」なので、正式には「読売ランド前駅前」と表記すべきなのでしょうが…

【右】読売ランド前駅に差し掛かる手前に立っている読売ランド前駅西口降車場。 小田急バスの場合はここで降り、少し先の右手(道を挟んだ反対側)にある西口から駅へ行くことができます。
もしかしたら、神奈中バスもここでの降車が可能かもしれませんが…


【右】右端の電柱のそばに立っているポールが読売ランド前駅停留所の淵野辺方面バス乗り場。 この手前(百合ヶ丘方面)に読売ランド前駅の西口がありますが、歩道が途切れているため、 ここから駅へ向かうにはホーム(線路)に沿って一旦生田方面に進み、踏切を渡って反対側に出なければならないようです。
 ちなみに、登戸方面乗り場は、この道を生田方面に向かって進み、 読売ランド前駅を少し過ぎた先に雪ダルマ型ポールが立っています。

【右】こちらが読売ランド前駅停留所の登戸方面バス乗り場。駅から少し歩くことになりますが、問題ないか…

★生田営業所
【右】読売ランド前駅方面から撮った一枚。小田急バスの営業所脇に立っているポールですが、こちらは小田急バス専用。


【右】こちらは生田駅方面から撮った一枚。 上の小田急バス専用ポールが立っている場所から生田方面に少し進んだ先にかなり年季の入った雪ダルマ型ポールが立っていて、 それが淵24系統・淵野辺駅北口行き専用ポール。ちなみに、時刻表は貼ってありません。

《補足情報》
 登戸方面乗り場は、小田急バスと共同のポール(雪ダルマではなく小田急バス専用ポールと同型)で、 ちゃんと時刻表も貼ってあります。なお、小田急バスの場合、ここからは向ヶ丘遊園駅などへの出庫便が出ています。


★生田駅前
【右】登戸側から生田駅前交差点を撮りました。実はこの辺りに生田駅前停留所のポールが立っているはずですが…


【左】正解は…電柱の陰。淵野辺駅方面のポールですが、バスに乗っていると、登戸側からは完全に死角になっているため、 通り過ぎるまで確認することができません。ちなみに、時刻表はちゃんと貼ってありました。但し、神奈中のみ…
【右】登戸側から改めて撮ってみましたが…やっぱり停留所は見えません。

★五反田・生田根岸
【左】五反田…こんなところにもあったんですね。五反田っていうと、やっぱり鶴川から多摩センターへ向かう途中の…ですよね!
【右】生田根岸…こちらはご丁寧に「生田」を付けて頂きました。「根岸」だけだと、神奈中の場合すでに2ヶ所あるので…

☆(番外編)多摩消防署前
【右】多摩警察署前~多摩区役所前の間で見つけた川崎市バスの多摩消防署前停留所ですが、 こちらは川崎市バス単独の停留所なので、小田急・神奈中とは無関係。 ちなみに、川崎市バスの場合、ここから終点登戸までは淵24系統と同じルートを進むことになります。

★向ヶ丘遊園駅前
【右】向ヶ丘遊園駅北口です。画像の小田急バスはすぐそばのバスロータリーへと入っていきますが、 川崎市バス及び神奈中バスはその脇を通り過ぎ、登戸方面へと向かいます。


【右】バスロータリーの脇に設けられた向ヶ丘遊園駅前停留所。ポールは川崎市バスのものですが、 川崎市バスの場合、一方向のみの運行のため、反対側にポールは立っていません。 ただし、神奈中バスは両方向に走行するため、このポールには登戸方面・淵野辺方面両方の時刻表が貼ってあります。

《補足情報》
 川崎市バスの場合、正確には「向丘遊園駅前」となり、停留所のポールにもそう表記されています。


【右】タイミングが合えば、車窓から南武線を見ることができます。ここまで来れば登戸はもうすぐ。

★登戸
【右】小田急線の高架下(横断歩道のある辺りです)を潜り、突き当たりで右折すると終点登戸。 ここから淵野辺へ向かう場合は、そのまま高架に沿って進むことになります。


【右】線路に沿って向ヶ丘遊園方向へ進むと、高架が降りてきて踏切が右手に見えます。 当然踏切を渡るわけですが、本数が多い上に右折ですから、5分くらい待つことは当たり前…という覚悟が必要かも。


【右】登戸。「渕」に歴史を感じます。
【右】登戸にて発車を待つ淵野辺駅北口行き。

《沿線の気になるスポット》『百合ヶ丘から…』
 百合ヶ丘駅のパンフレットを参考に、 百合ヶ丘駅入口 から歩いてみました。




【右3枚】「百」「千」「万」…偶然です。(「百合丘」も縦長の街区表示板を撮っておけばよかった…)



【左】高石神社。「茅の輪」がありましたが…作法がわからず、普通に潜ってしまいました。
【右】高石神社は「厄焼落し」が有名だそうですが…



【左】タブノキ。 【右】香林寺の五重塔。



【左】勝坂。小沢原の戦で勝利をおさめた北条氏康が「勝った、勝った」と喜びの声を発して、 金程から細山へ通じる坂を駆け上がったことから、勝坂と呼ばれるようになった…とのこと。
【右】なかなかの眺望…

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