自分が制作しているＨＰ用に作った神奈中バスの各系統に関するページを当ブログで載せていきます。
今回は八07系統ですが、方向幕を懐かしむ意味を込めて、「八王子駅北口」ではなく、あえて「八王子駅」と表記していますので…
今回は八07系統ですが、方向幕を懐かしむ意味を込めて、「八王子駅北口」ではなく、あえて「八王子駅」と表記していますので…
【八07】
相模湖駅～八王子駅
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八王子駅北口を出ると甲州街道をひたすら突き進み、高尾駅前、高尾山口を経て、大垂水峠を越えて相模湖駅に至る…という神奈中屈指の長距離路線。
本数はわずかですが、高尾山口、梅の木平、大垂水峠といったところを通るため、登山客やハイキング客の利用が多く、
本数の少ない長距離路線と言うことで、路線バスファンの利用も少なくありません。【右】八王子駅にて発車を待つ「つ040」号車。 （画像提供：The Road Site村田英史様） 橋本や片倉台とを結ぶ系統が八王子駅南口発着となってしまったため、唯一八王子駅北口発着の神奈中バス系統です。 【運行ルート】 八王子駅北口を出て八王子駅入口交差点を左折すると、甲州街道を西八王子、高尾と進んでいきます。 高尾駅前停留所ですが、停留所のポールには「高尾駅入口」と書いてあります。 停留所の少し先の高尾駅前交差点から左に入って少し進むと、風格のある高尾駅の北口駅舎が見えるのですが、 そこは素通りで、甲州街道をさらに進んでいきます。 八王子を出てしばらくは都心顔負けのビル街といった感じで、やがて商店や住宅が並ぶ中を進むわけですが、 高尾を過ぎると、一気にのどかな雰囲気に変わります。中央線、そして、京王線の下を潜り、高尾山口駅の高架が見えると、 その下が高尾山口の停留所。バスは高架の手前で一旦降りるお客さんを降ろすと、 バスは高架を潜って駐車スペースをひと回りしてから、再度高架を潜り、 降車ポールの向かい側にある乗車ポールで今度はお客さんを乗せます。そして、改めて相模湖駅へと出発します。 高尾山口より先は住宅はまばらで、景色の大半を山が支配しています。 また、高尾山口から先の停留所（のポール）の形状が独特なのが気になっていたのですが、 いろいろ調べたとところ、２００６年４月までは梅の木平から２つ先の大平という停留所までは、 高尾駅から京王バスが運行されていたそうです。（ちなみに、高尾駅と高尾山口駅を結ぶ系統は１日１往復運行されています） 大平から先はいよいよ本格的な山道を上っていきます。そして、上りきった辺りの大垂水で、この路線のクライマックスはここから。 大垂水峠から曲がりくねった急勾配の道を下っていく様は、文章ではうまく表現できませんので、ぜひ一度乗ってみて下さい。 大垂水峠から下りきると千木良。ここから先は湖２５・湖２８系統も運行されているので、 本数はグンと増えます。そして、右手に中央線が見え、 長々と付き合ってきた甲州街道に別れを告げて右折すると、終点相模湖駅。 八王子～相模湖…電車なら、距離15.2km、所要時間15分、片道現金運賃330円。（2021.1現在） 【運行内容（本数・時間帯・間隔など）】 平日２往復に対し、土曜・休日は３往復。（但し、平日は相模湖駅～高尾山口の湖29系統が１往復運行されます） なお、神奈中バスとしては寂しい本数ですが、八王子駅北口～熊野神社前（高尾駅では南口に発着）は京王バスの八04系統が1時間に2～3本程度、 八王子駅北口～高尾山口駅は山01系統が日中中心に5～6本程度ですが運行しています。 自分が実際に八王子から相模湖まで乗車した時は、高尾山口で下車した人はわずかで、 ほとんどが梅の木平で下車していきました。高尾山へ行くなら、やっぱり電車使いますよね…ちなみに、 自分以外にも完乗していた人がいました。バスオタといった感じの人ではなかったので、単純に景色を楽しむためだったのかなあ…と。 ＴＶ番組じゃないですけど、ローカル路線バスな雰囲気を満喫できる神奈中屈指の観光路線…乗るだけでも充分楽しめると思うんですけど。
気になるのが右端の画像の路線図。相模湖行きは同一経路なので、八07と湖29の色を別々にする必要がないと思うんですけど… 【参考】八07系統に関するデータ（2021/04/01改正後）
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