KANA-MONO

異次元の神奈中ファンブログ!(時々他社とか鉄分なども…)

【平88~乗車日誌21①】

2012-01-29 20:00:00 | 乗車日誌
《はじめに》
 実はこのブログで取り上げたいテーマがあるのですが、 急遽“乗りバス”をやってきてしまったのでそちらを優先します。またかとお思いでしょうが…

①平88系統:伊勢原駅南口→平塚駅(城島経由)
 神奈中バスの一日フリー乗車券を使ってバスの旅を満喫するこの企画、 ICカードを利用するのは今回が二回目。まだちょっと不安です…
 実は今回乗る最初の系統は朝夕のみかつ本数の少ない平94系統・7:12発にしようと思ったのですが、 相変わらずの早着ぶりで、発車時刻より40分以上早く伊勢原に着いてしまったため、急遽6:45発の平88系統に変更。 あまりの寒さに思わずに飛び乗ってしまいました…
 伊勢原を出ると東に向きを変え、坂道を下っていきます。 その途中にあるのが側面幕でもおなじみ(?)つきみの団地停留所で、 下りきった先で小田原厚木道路をコンクリート製の橋で跨ぐわけですが、 併設された歩道橋には屋根がついていて、まるでローカル線の高架駅というか…とにかく、 すぐそばが田んぼなので完全に浮きまくっている感じですが、このミスマッチがたまりません。 個人的には現地に行って撮影したいくらいです。
 小田原厚木道路を跨ぐと、次は芝桜まつりでおなじみの渋田川を渡ります。 渡ったところが大田橋交差点で、大田方面へ向かう平86系統などはここを左折ですが、 この系統は右折して、渋田川を右手にみながら南下していきます。
 川のすぐそばを走る路線バスというと、境川沿いを走る相鉄バスの綾1系統が思い浮かびますが、 こちらは川幅も狭く、高低差もさほどなく、 まさに小川のせせらぎといった感じで、日本の原風景ここにあり…というのは大袈裟かもしれませんが、 ここも撮影ポイントにしたいくらいです。
 そんな芝田川沿いの旅ですが、大田橋交差点を右折して100メートルほど進んだところから道幅が狭くなり、 普通乗用車すれ違うのがやっとといった感じで、ちょうど反対側から伊勢原行きのバスが来たため、 先に通してから出発。しばらく進むと、区間便が発着する下谷中央停留所があります。 停留所の脇の歩道と住宅の間にちょっとしたスペースがあるのが気になるところです。待機所にしては手狭ですし…
 やがて道が右に大きくカーブし橋を渡った所で川に別れを告げたかと思うと、 すぐさま左へカーブし、平間・大島経由の平97系統のルートと交わる下谷交差点を直進するわけですが、 次の停留所が大島入口で、その次が平間入口。こちらもある意味平間・大島経由ですが、そんな話はさておいて、 この辺りから景色の中で農地が占める割合が高くなってきます。のどかでいい…
 城島小学校前停留所付近で右に大きくカーブしたかと思うと、 今度は城島駐在所前停留所の先で左に大きくカーブし、やっと城島経由の名に相応しい(?)展開になってきたかと思うと、 田んぼの中の一本道をひたすら南下ですが、とにかく見晴らしがいい! ややうすぼんやりですが、富士山も見えました。 山肌の白い部分が少ない事が話題の富士山でしたが、この日の富士は絵に描いたような…とまでは行きませんでしたが、 白い部分もかなりありました。そして、前方では新幹線が右から左へ一瞬のうちに通過していきます。 田んぼ、富士山、新幹線…これもある意味日本の原風景だなあ、と。
 新幹線の下を潜ると、住宅地に早変わり。そして、新幹線を潜った先にあるのが清雲寺前という停留所ですが、 実は前述の城島駐在所前停留所からここまで距離にして約1.4キロ(神奈中HP調べ)の間、 途中に停留所が1ヶ所もありません。そういえば、以前乗った同じ伊勢原~平塚の平90系統でも、 同じように新幹線近くの矢崎と東橋のひと駅ならぬひと停留所区間が約1.5キロ…ここはまさしく“真空地帯”。
 そして、沿線が住宅地へと早変わりしたルートは突き当たりにぶつかり左折すると豊田本郷駅。どうやら、 平90系統などが通る県道そばの迂回路へと入ったようですが、すぐさま南豊田交差点で県道61号線に合流。 その先の二手に分かれる所では新大縄橋ルートすなわち県道61号線へと入り、そのまま県道61号線を一直線に突き進みます。 狭い道をうねうね走るのも路線バスの魅力なら、バイパスを一気に飛ばす…いえ走り抜けるのも路線バスの魅力。 そして、このルートの魅力が平塚方面のみ2車線の計3車線道路で、 しかも平塚方面の歩道寄りの車線が時間帯によってはバス優先レーンとなっているのもこれまた魅力。
 県道61号線をひたすら突き進み、地下道が象徴的な追分交差点をも直進し、 前方に東海道線が見えてきた辺りでやっと左折し、八間通り停留所を過ぎ、銀座通りを抜けると平塚駅前交差点で、 そこを右折すると終点平塚駅の降車場。
…というわけで、新幹線を潜る前までとその後からの落差が大きい平88系統でしたが、内容は盛りだくさんで、 この系統を選んで正解でした。
 ちなみに、不安だった降車前のIC一日フリー乗車券でしたが、無事購入できました。 ただ、運賃箱を操作した後運転手さんが言ったひとこと「これでよろしいでしょうか?」には目がテン。 自分に聞かれても…と思いましたが、「ありがとうございました」と言ってバスを降りました。

《画像について…》
 一応今回乗車したバスも撮ったのですが、 今回夜撮った画像の明るさなどを微調整したものを出すことにします。 バスの色がより鮮明になりましたが、ストロボ撮影したわけではありませんので…
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