乗り鉄(富良野線・根室本線②)

2014-10-18 23:59:59 | 鉄分補給紀行

●富良野線：旭川→富良野
　今回は富良野線からです。前日旭川に着いたのが23:27で、今回のスタートが5:47…正直キツイです。
　高架駅の旭川を出ると、すぐさま右に大きくカーブしていきます。高架区間が終わると、景色は早くも緑に囲まれた中ですが、次の神楽岡辺りから富良野国道こと国道237号線がぴったり寄り添うことになります。その国道で気になったのがバス停。確か「西」の付く駅名が４つ続く皮切りの西御料辺りだったかと…違ったかなあ…とにかく、そこら辺で見かけた「５号」だか「６号」といった停留所名が目に入り、次の停留所は…と思ったら、「７号」「８号」…と順番通りで「１５号」だか「１６号」まではフォローできたのですが、国道が離れていってしまいました。
　緑の中を走り抜け、周囲に建物が目立ちようになり、国道が再び視界に入ってくるようになると、美瑛に到着。
　美瑛を過ぎた辺りから、車窓になだらかな丘が見受けられるようになりました。いかにも富良野って感じがするのは自分だけでしょうか…そして、再び緑の中を突っ切った先に建物が目立つようになると上富良野。上富良野なら次は富良野…と思いきや、富良野との間にはまだ４駅（ラベンダー畑駅を入れて５駅）もあるという…
　上富良野を過ぎると、緑の中…と言っても、森林的なものでなく、田畑的な景色の中を走ることになり、住宅もそこそこ見受けられている感じで、右手に根室本線の線路が見えてくると、終点富良野。乗っていた大勢の学生さんが一斉に降りていきました。
　さて、富良野線に続いて今回は根室本線ですが、滝川～新得はすでに乗車済みなので、ここで取り上げるのは新得～根室のみでもいいのですが、滝川～新得は夜間だったので、やっぱり富良野から取り上げます。

●根室本線：富良野→帯広
　富良野線で富良野に到着した時、大勢の学生さんたちが下車していきましたが、根室本線に乗り換えたのは自分ひとり。そして、滝川からやってきた帯広行きの普通列車は、やっぱりキハ４０…の単行。ですが、予め乗車位置で待っていたので窓側に座れました。
　富良野線の時ほどの混雑状態ではないものの、まずまずの乗車率で富良野を出発し、駅に止まっては少しずつお客さんを降ろしていくような感じです。幾寅という駅でも結構降りていきました。その幾寅駅の木造駅舎をよく見ると「幌舞駅」と書いてあります。ドラマか映画か何かで使われた…と思いましたが、駅舎のそばに止まっていた気動車の廃車体の一部を見て作品名がすぐに分かりました。
　その幾寅を出ると、乗客が自分を入れてもたった二人。いつの間にか…と思っていたら、次の落合でもうひとりが降りてしまい、落合～新得の長距離区間を独り占め！　長～い新狩勝トンネルの中で石勝線と合流し、トンネルを抜けると狩勝峠を下っていき、途中いくつかのトンネルを抜けつつ、信号所を通って、やっとのことで新得に到着。新得では大勢お客さんが乗ってきました。
　新得から先も緑に囲まれた中を走ることになりますが、山に囲まれた中という感覚はなく、大地の中を進んでいくイメージ。まさに、大空と大地の…ですが、芽室を過ぎた辺りから建物も視界の中に入ってくるようになり、西帯広を過ぎ、貨物駅の脇を通り抜けると高架となり、そうなると完全に市街地。高架のまま帯広に到着。
　根室本線はまだまだ続きますが、次の列車まで２時間ちょっとあるので、今回はとりあえずここまでということで…