LOVE - GOLDEN APPLE

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永遠の0

2013-12-26 02:22:45 | 映画
今話題になっている 永遠の0  見てきました。
実は原作、読んでいません。本は持っていますが、なかなかそこまでたどり着かない、という状況。

という事で、原作は別にして、映画だけの評価ですが、う~ん、、、、

🍎🍎

映画を見終わっても私の中で消化されていないところがあるので、二つです。
でも2時間半という時間があっと言う間だったので、全くつまらないという訳ではありません。

まず、岡田くん演じる主人公が、戦争中なのになぜああも、死ぬな、とか生きて帰って戦争のあとの日本を作るんだと言っていたのか、その心の軌跡が良く理解出来ません。特に冒頭からそういう言葉が発せられていたので、??という状況でした。家族を守りたいから、というのはわかりますが、家族って他の兵隊さんたちにも家族はいるはずで、みんなそうに思ってはいたとは思いますが、なぜ宮部さんだけが強く思っていたのかが私の中ではまだ消化出来ていないのです。また戦闘中にはるか上から他のメンバーの戦闘を見ていた?のはどうしてなのかしら?
そういう、物語の本質の部分に理解出来ないところがあるので、いったいこの映画は恋愛映画なのか、戦争映画なのか、戦争反対の映画なのか、サスペンスなのか良くわからないんですね。

主人公の宮部さんのシーンが全体に少ない(と思う)。現在と過去を行ったり来たりしている映画の手法ですが、それがかえって、宮部の心の変遷をわかりにくくしているのかも知れません。
また岡田くんが主役って聞いていたはずなのに、こういう感じなので、岡田ファンとしては、映画を堪能出来ませんでした。かえって三浦くんの登場シーンが多く思えて、これって三浦くんが主役??と思われそう。
過去シーンを多くして現代は少なくってもよかったのでは? 行ったり来たりしているから、主人公に感情移入出来にくいです。
最後に特攻隊として出撃して行くところでもあっさり描いてあるので、なんか、もの足りないなあ、という感じでした。
ついでに言わせていただくと、現代シーンに出ている人たちって、あんまり演技はうまくないように思えます。

原作を読めば、私の疑問が解決するのかしら??
ですが、映画に描かれていた宮部さんの言動って、一歩間違えれば、戦争を経験してきた人たちの神経を逆撫でするようなものだと思いますが、原作でも同じような描写であるとすると、この小説がなぜヒットしたのかがわかりません。

単に岡田ファンとして、この映画を見に行きました。が、岡田くんを利用しきっていない、ここもまた不消化です。



という事で、次回は原作をきちんと読んでから、この映画を見てみたいと思います。



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