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オウム真理教幹部に死刑執行

2018-07-07 15:07:35 | 社会
松本サリン事件から24年と9日目でオウム真理教の麻原彰晃と幹部ら7名の死刑が執行されました。

唐突に発表されたこの死刑執行。
4月にオウムの死刑囚が各地の鑑別所に移送されたこともあり、死刑執行は近いのではと噂はされていました。
そして松本サリン事件24周年を迎えての死刑執行。

終わってみれば、なんかあっけない、というか、実際に死刑執行の場面を見ていないので、こんなものかという感じ。

かえって、あれだけの大事件をなぜ起こしたのか、そして、結局最終的には何をしたかったのかわからずじまい。

また、なぜ地下鉄サリン事件のような事が引き起こされてしまったのか、という憤りも、今回の死刑執行を受けて強く感じます。

当時、この事件の裏にはオウムが居る、と言うことはまことしやかに語られていましたが、何故だかそれは触れてはいけないことのような報道だったと思います。
相手が宗教団体ということや、報復の恐れもあったり、また決定的な証拠を掴めていなかったと言うこともあったと思います。
また、当時の社会全体というか報道が、悪を糾弾するような雰囲気でもなかったようです。

松本サリン事件後にオウムにまで辿りついていたのに、何故その時に化学兵器製造の疑いで強制捜査ができなかったのか。

しかしこれは今だから言えること。
当時、犯人は河野さんではないと私は分かっていましたが、まさかこの事件が大事件に繋がるとは夢にも考えていませんでした。

また、決定的な証拠がなかったというのも大きい。あのサティアンに強制捜査に入ることができたのは、決死の思いでサティアンは化学兵器製造工場という証拠を掴んだ人の努力の賜物と思います。

死刑執行で改めて、意味もなく死んでいった人の無念を強く感じます。

この世紀の事件、30才以下の人にとっては殆ど知らない事件。時が経つという事はこういう事。
事件は遠くなりにけり、です。





7月6日(金)のつぶやき

2018-07-07 06:09:42 | 海外ドラマ