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ピョンチャンオリンピック 女子フィギュアスケート 宮原知子さん&坂本香織さん がんばりました。が、ロシア人選手に抱く違和感。

2018-02-23 22:00:44 | スポーツ
ピョンチャンオリンピック、フィギュアスケート、女子の部、終了しました。
予想通りの結果に終わりました。



その中で、宮原知子さん、坂本香織さん、よく頑張りました。特に宮原さん、SPで回転不足を指摘されていたにもかかわらず、見事に挽回して自己ベストを更新🌸
惜しくもメダルを逃しましたが、良く頑張ったと思います。





坂本さんも若いながら、度胸もあって、良い演技だったと思います。

トップ2は予想通りロシアの選手。
アリーナ・ザギトワさん、若いながらも、筋肉を使うのはもちろんのこと、しなやかな動きは一体どうやって訓練したのかと思い、またそのロボットのような正確さはどのようにして身につけたのか調べたところ、彼女たち、既に5才ぐらいからフィギュアスケートの英才教育を受けていたんですね。

ロシアにはフィギュアスケート選手を国際レベルに育成する学校が3校あるということ。主にモスクワのCSKAと「サンボ70」、サンクトペテルブルクの高等運動技巧学校「ディナモ」の3校
これらの学校と一流のコーチ、環境、才能豊かな子供達と彼らを選抜するシステム、そして親たちの情熱などが相まって、ロシアには一流のスケーターを量産するシステムが構築されているんだそう。

アリーナがフィギュアスケートを本格的に始めたのは5歳になってから。力をつけるためにモスクワに移住し、トップアスリートを養成する「サンボ70」傘下のフィギュアスケートクラブ「フルスターリヌィ(『クリスタルガラス』の意)」に入ったのだそうです。

その年以降、1日8,9時間はフィギュアスケートとそれに関係する事だけを行う。もちろんバレエも。普通の学校には通わないようで、必要な事だけをホームスクールのような環境で勉強するのだそうです。

そして年齢が上に行ったら、若い子たちに取って代わられる。
シニアになってから長い間、高いレベルを保ち続けられる選手は少ないんだそうです。

このような、ロシアの選手が置かれている環境を考えると、他の国の選手は太刀打ちできないのではないでしょうか。

それにしてもいびつな環境。
ロシアの選手、金メダルとか色々な大会でメダルを取った選手ってそれで終わりのような感じ。その後に彼女たちの名前を聞くことがありません。その後の動静が全くわからないのですが、試合に出なくなったらどうしているんでしょうか❓
ショーとかに出演して、お金を稼いでいるのでしょうか❓

ソチの金メダリストのソトニコワも、その後の試合には全くできていません。
今回優勝のアリーナだって4年後にはもう19才。ロシアの基準ではもう引退に近い年齢です。おそらく、次は出てこないでしょう。

いったいロシアのような、トップフィギュアスケーター量産システムにどういう意味があるのか。

彼女たちのその後の人生ってどうなのか考えてしまう。人生はフィギュアスケート選手として終わるわけではないのに。

裏を返せば、ロシアのようなシステムがなくても良い成績を残せている日本とかカナダって、ある意味、凄いことのように思えます。
また、カロリーナみたいに、30過ぎても試合に出続けているなんて、ロシアの人には月に行くのにも等しいことのような感じかもしれません。

2月22日(木)のつぶやき

2018-02-23 06:22:24 | 海外ドラマ