貴乃花が理事を解任されました。今回は、理事としての職責を規約で見ると、解任は致し方ないとは思います。が、記者会見での池坊議長の会見内容には違和感を覚えました。
一体、評議委員会って何❓と思ったら、結構な権限を持っているんですね。
ウチは元々花道は池坊。池坊さんがこの議長に選ばれた時、単なるお飾りなんだろうなと思っていたのですが、とんでもない❗️
定款によると評議員会には次の事項について決議する権限があります。
(1) 理事及び監事並びに会計監査人の選任又は解任
(2) 理事及び監事の報酬等の額
(3) 評議員に対する報酬等の支給の基準
(4) 貸借対照表及び正味財産増減計算書の承認
(5) 定款の変更
(6) 残余財産の処分
(7) 基本財産の処分又は除外の承認
(8) その他評議員会で決議するものとして法令又はこ定款めら その他評議員会で決するもとして法令又はこの定款で定められた事項
というように、結構な権限をもっているわけです。
ですから、その議長である池坊さんって結構偉い立場にあるという事なんですね。
そのため、今回の貴乃花の理事解任も定款に法って行われたものと思われます。
が、ここ最近の池坊さんの言動を見ていると、池坊さんって今起きている問題の本質を本当に理解しているのか疑問に思えます。
特に、今回の池坊さんの記者会見で違和感を持った事は、
膿を出し切って
という表現。
膿を出し切って、って言ったて、膿を出し切れているんでしょうか❓
なんか、貴乃花解任でもう全てを終わりにしたいような意図がミエミエ。発端は暴力問題なはずなのに、それはどっかに飛んで言ってしまっているようにすら思えるような会見内容でした。
既に、その問題は解決したかのような雰囲気。
が、事件に関してはまだまだ全容が解決したとは思えません。
第一、その場にいた白鵬などの責任問題ってこれだけで良いんですか❓それに、暴力問題を知っていながら九州場所に日馬富士を出場させた協会全体の責任問題はどうなるんですか❓
弁護士の八代さんが、貴乃花が理事長より重い処分は考えられないと言っていましたが、今のままでは、今回の問題に対する協会全体としての責任は取っていないように思えます。
現実からずれているように思えた池坊さんの会見。
また、75歳という年齢のせいなのかどうか、相撲界の本当の姿はあまり理解していないで一部の意見しか聞いていないように思えます。八角さんの方しか向いていないような感じ。
「お花だけやってればいいのに」とは、家族の言葉。